無職だったけど色々あって介護やってる

親がキリシタンで、その影響で小学生の頃に洗礼を受けた。
スーパーウルトラ大富豪キリシタンの庭にあるプールでバプテスマを受けたのである。
日曜礼拝に通っていたし、飯を食う前には学校でも祈りを捧げていた。
おかげでかなり浮いた存在であったのだが。

しかし、大人になるに連れ、聖書で書かれている神に疑問を持ち始めた。
あいつは直ぐに怒るし、イエス・キリストは物分りの悪い素敵なお方だ。
イエス・キリストは根本敬風に言うと同じホシの人間なのだし、俺の中では重い十字架にダンベルでさらに加重をしゴルゴダの丘まで登った長髪のマッスル北村のようなお方になっているのでいいのだが、彼のお父上の神はジューダス・プリーストで言うラムイットダウンのような神の存在、地球というちゃぶ台を殴りつけている親父のように思えて仕方が無い。無論、旧約と新約とでは異質のものであるから、それを同列に語るのは愚かしいのであるし、聖典のお話も、各国より、神話ジャンキー達が宣伝しまくった寓話が絡み合い出来上がったもので、多くの人間の思考が渋滞を起こしているはずなので（憶測）破綻が産まれていると思うのである。
だが、今までの人間が神を見てきたのは事実なのである。聖典に記されている事がいかに幼稚な寓話であろうとも、完璧慧眼スペシャル説教であろうとも、彼らが共通して見たものは神なのである。神が髭生やした爺さんであろうとも、何かよく分からないクトゥルー的なモノであろうとも神っつったら神なのである。
じゃあ、神って何？って話になるのだけれども、この世界そのものと言ってしまったらあまりにも何というか簡単すぎる説明であれなのだけれども、いわばクトゥルーで言うアザトースのようなもので、最強完璧グレート過ぎてよくわかんねーけどすげぇよな。よくわかんねーけどみたいな感じの存在であると思ってるなの・・・よくわかんねーけど。
しかし、そのよくわかんねーけど何か崇拝しなくちゃいけない気持ちってあるじゃん？みたいな感じで体裁整えてみたけど、何か教会には暇つぶしにサークル感覚で来るおばちゃんばかりでマジあれだわーって思いがあるのである。
では、そのよくわかんねーモノに真摯に向かい合うにはどうすればよいか・・・それはよくわかねーもんに身をゆだねれば良い。
自分の思考も身体も原子レベルまで柔らかくして、海にたれた小便の如くゆらゆらと漂えば良い。何かもうどうでもいい感じに。

要するに適当にやれと。
適当にやりやがれこのやろう。
つまんねぇ事でイライラしねぇで適当にやりやがれつってんだこの異教徒のケツマンコ共が！ってお話です。
敬虔な信徒であるならば伝承でなく神を信じれば良い。信じれば信じる程どうでもよくなる。
この世界はどうでも良い！！

凄く無職.comっぽいでしょう。