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さよなら |
■ 2007/05/02 (水) 人を動かす韓非子の帝王学 |
「人を動かす韓非子の帝王学」 中島孝志 太陽企画出版
韓非子・・・紀元前280年頃?ー紀元前233年 姓は韓、名は非という。 中国戦国時代の思想家。法家の代表的人物 韓非子の時代は中国の戦国時代。戦国七雄と呼ばれ七つの強国に分かれていた。この時代は弱肉強食の激しく、君主たちは生き残る為に富国強兵を行い、同時に有能な人材を集めていた。初期においての二大学派と呼ばれるのは孔子の儒家、墨子を祖とする墨家である。 人材の需要が高まるにつれて、この二つの潮流の中から、またこれらに対する批判の中からさまざまな学派が生まれ、多くの思想家が生まれた。これらを「諸子百家」という。この中の一人が「韓非子」なのです。 韓非子の思想の核心は「法術」である。「法」とは法律・法令である。基準として法が徹底されれば、国と言う機講が完備される。その法の運営の仕方が「術」である。 「一人の人間が絶対的な権力者になるにはどうすればよいのか?」 韓非は君主にこう訴えた。その答えは「法の確立であり、その運営のために徹底した人事管理。これこそ君主の個人的道徳に頼らぬ現代的統治が可能となる。これが富国強兵をを実現し、戦国の乱世を収束する唯一の方法である」と韓非は主張したのである。 私は知り合いの方から「韓非を読め」と進められました。当時名前は知っていましたが、同じ時代の思想化「老子」を夢中になって読んでいたのを覚えています。 知り合いは言う・・・「優れた経営者は論語や孫子を読んでいると皆が言うが、影の愛読書は韓非子なのだ」と・・・ 韓非の面白い所は、「人が動く動機は?」「どんな時に喜び怒るのか?」「どんな時に協力し裏切るのか?」「人の上に立つ心得とは?」とリーダーとしての心得がすべて書かれている事なのです。ですから、愛読をされている方が多いのです。 ただ、韓非は「非情」でもあり、徹底的な「冷徹なる人間支配」という一面もあります。ですから「影の愛読書」と呼ばれるのだと思います。 「謙虚さを忘れた時、組織も人も滅びる、怖さを知れ、怖さを!」 知恵があるのに成果が上げられない、力があるのに持ち上げられない、勇ましいのに勝負に勝てない。それはなぜか? 著者の中島孝志は言う・・・「人の力を活用していないからである」 勝負事はそれが大きくなるほど、独力で中々立ち行く事はできない。どれだけ周囲の結束が得られるかが決め手なのだ。 「一人で出来る」という考えから傲慢が始まる。「一人でできない」と考えるから卑屈になる。 ではそうならない方法はあるのか? それは「謙虚」になる事。最後の最後は一人でもやる度胸はあると覚悟はあるが、これでいいのか、正しいのかという念を持つ。これが謙虚さなのだ。 松下幸之助は事業の決断でも最後の最後で「君どう思う?」という徹底的に追求する気持ちを忘れてはいなかった。それほどの危機感を持っていたのでしょう・・ 「怖さを頭ではなく、肌身に染み込んで知っている。これが謙虚さを生むのだ」と中島氏は語る。 |
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コメント
へたれ ダークブラッドさん・今月はセミナー中心です。 (07/05/04 00:09)
へたれ sinさん・そうでしょうね・・・マインドコントロールですか? (07/05/04 00:08) ダークブラッド 今日もゼミナール開講してるね! (07/05/02 21:52) sin 前職でそういった内容のセミナーを受けました。。。 (07/05/02 02:55) |
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