放蕩騎士の徒然語り。

さて！特段のこともないまま３１で契約がきれる。

しかしまぁ　この組織（農協）、随分おかしなところがあるものだ。
　
明日明後日にでも　ここのすっとぼけたエピソードを書いてみよう。


お、それはそうと貴兄貴姉等の現状は如何に？首尾よく仕官できた方はおられましょうや？

うむ、随分間が空いてしまったな

かっての同朋達は未だ居るだろうか？
今私は農園商工会（つまりはＪＡさ）の地域復興部　営農農政課に所属している。三か月だけの契約でな。

「ふるさと支援」というすっとぼけた制度で、臨時の戦力として雇用されたのだ。

　最初はオフィススペシャリスト免許（ハッタリにしか使えぬささやかな資格）が効いたのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
　支援制度によって無理やり雇用を作ったものだから、はっきりと仕事がない。
　忙しい仕事は経験の無い臨時兵などに任せておけず。さほどでもない仕事はまっとうな派遣という名の傭兵が行う。
　故に我が身に回ってくる仕事は、珈琲をいれたり資料を纏めたりする【はしくれ仕事】だ。ものの２時間で全て終わる。
　のこりの６時間を、他の兵に不快を与えぬように如何に仕事をしているように見せるか。そこが問題だ。

まぁ、仕事がある分だけ、私はまだ恵まれているのであろうな。

　８月の半ばにそ○うの傭兵契約満了にておん出される。それから資格習得の勉強したり（ただこの仕事もやっていけるかどうか怪しいものだ！）新しい仕官先を探したりしておったのだが……。さすがに愕然とするな、測量補助の１３人の募集にひっかからなかったのは！



　そういえば、家族に言われたが、私は交渉能力がないらしい。それはそうだ、交渉してまで何かをなそうとしたことは無いし、交渉して人の意見との擦り合わせなどせずとも、従っているだけで、それなりに楽しめた（貴公は考え、私が動く）。

　自らの考え、他者の考え、それらを擦り合わせて新しい考えを打ち立てる。
　それは難事だ。
　それが問題だ。

　「お前、愛想はいいし真面目だけど。抜けてるし、人の顔覚えられないし、予想外の事が起きるとパニック起こすし、一対一の接客には向いてないな。事務にも向いてるとは思えん」
　我が傭兵隊の隊長殿の御言葉。鋭い指摘すぎて笑えてくる。

　ううむ、仕事をするたびに社会でやっていける自信が無くなって、仕事がいやになる。

　明日医療事務の試験なのだが……、勉強？まるで出来ておらぬな。
　やる前に、やれ給金がすくないのと、覚悟がたりないのと、さんざに脅しをかけられて、いったいどうやって頑張れと？
　
　仕事をしていると、平時は帰ったら殆どやる時間など無く。休日は平時の疲れやパニックを癒すのに使われる。

　
　ときに職安の御方々、『なんでもいいから仕事をしてみれば、それなりに自信もついて来ますよ』というのは幾らなんでも適当すぎぬか？
　仕事を重ねるほどに、劣等感やマイナスな自信が増えていくぞ？


　私は悪人ではないつもりだが、徹底的に意気地や意地、気骨や向上心と言うものが欠けている。

　何故だろうか、何もする気が起きぬ。何も感じない。
　いや、仕事には行くぞ？叱責を受けたくはないからな。
　

　熟睡できない。味があまりわからない。
　

　ふむ……社会不適合者・確信犯的怠惰・無能・無気力・悲惨アピールをする塵屑……どれが私だろうか？……まあ全部だな。


　ああ、被害妄想とアルコール依存を忘れてはいかんな。


　まあ、仕事は辞めぬよ。辞職も自発的行動でね、私がもっとも嫌うものだ。

　義侠心の伯爵殿下とおせっかい（いい意味で）の子爵夫人に。
　合わぬな　と思ったら距離をおかれよ。対立から何か学べるほど我等は強くはない。


　口の悪い準男爵殿に。
　あまり挑発的な言葉を吐いても良き事はないと見ゆる。悪意は無いのであろうが、聊かに貴殿の言葉は挑発的に過ぎる。僭越ながら御提言申し上げる。


　

　まあ……『貴様は左様な事を言えるほど大層な人間か？』と言われればそれまでなのだが。



　

　居心地のよさそうなコミュニティーや集団を見つけても、その中ではやはり大なり小なり対立が起こっている。
　
　
　ここもだ。


　ここは皆、ある程度同ベクトルに進んでいるから、大丈夫だと思ったのだが……。


　世界よ、笛の音を響かせたまえ。『社会に対する不満』でも『明日への覚悟』でもどれでもいい。皆が同じ方向に進む笛の音を、私は希う。

　今日は休みで、別に仕事の話ではないが……。


架空創作表現規制禁止の法制化を求める署名
http://www.shomei.tv/project-1025.html


　規制派の御方々、少し歴史学の心得があれば解るはずだ。斯様な規制で世の中がよくなったためし等無く、悪戯に冤罪とアングラ化を進めるだけだ。

　これは何も、ポルノグラフィー（エロ系）やウォーノグラフィー（戦争映画）ノワールフィルム（犯罪映画）だけの話ではない。もし創作を、我々のよりどころたる永遠の地を、汚す事あれば、けして貴方方を許さぬ。

　なにか仕事をするたびに、笑みが消え、失態が思い浮かんで臓腑が凍る。
　
　ああ　ああ　私のなんと社会生活に向いていないことか。