2011年9月11日・・・
アメリカ合衆国で起きた世界同時多発テロから10周年を迎える。
あのアルカイダの最高指導者、オサマビン・ラディンの指揮による世界貿易センタービルの爆破事件を、世界の人々が忘れるはずは無い。
それから、10年が経とうとしていた2011年初頭・・・
このオサマビン・ラディンはパキスタンにて米国軍兵士により居場所を突き止められ、家族といたところを銃殺された。
そして・・・
アルカイダ残党グループが、このラディン殺害の報復テロを計画しないはずが無い。
刻々と近づく2011年9月11日・・・
日本も立派なテロの標的になっているので、残り1ヶ月を切った今、東日本大震災後の復興ばかりに神経をとがらせるのではなく、目前に迫ったアルカイダの大規模報復テロ情報に、今後は十分に注意が必要である。
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アルカイダ系、イエメンで猛毒爆弾製造か 米紙報道
2011/8/13 23:12
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、米当局者の話として、国際テロ組織アルカイダ系のグループがイエメンで猛毒物質「リシン」をまき散らす爆弾の製造を狙っていると伝えた。
当局者は米国の空港や地下鉄で使われる可能性があるとし、1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件のような「通常と異なる武器でのテロ攻撃」だと指摘している。
同紙によると、米対テロ当局はアルカイダ系組織がリシンの原料となる植物の実を大量に集め、イエメンのシャブワ州に運び込もうとしているとの情報を入手した。関連証拠から、リシンを作り、小型の爆発物の周囲に配置して爆発させる計画とみられるという。昨年オバマ大統領に報告された。
一方、攻撃自体が差し迫っているわけではないとの見方があることも指摘した。リシンの性質上、イエメンのような高温で乾燥した環境では毒性が失われるほか、皮膚から吸収されにくいため殺傷能力も限定的だとした。
こうした猛毒爆弾が使われた場合、死傷者数自体は少なくても、心理的な衝撃が深刻だとするテロ問題専門家の意見も紹介した。
投稿者 : テロ注意警報 日時 : 11/08/14 00:15