従軍慰安婦問題がアメリカの議会で取り上げられ、それに対する安倍首相の発言が波紋を呼び、向こうのマスメディアで批判的に取り上げられています。
この他にも安倍首相の靖国参拝問題に関しては、中国、韓国あるいは北朝鮮さえ関心を持って動向を注視しています。
戦後60年が過ぎ、北朝鮮を除き中国、韓国とはそれぞれ「日中平和友好条約」1978「日韓基本条約」1965で友好関係の確認がされたわけです。
中国、朝鮮半島とは地理的関係から古代より交流がありました。
その交流も文化的、友好的なものもあれば不幸にも軍事的、侵略意図を持ったものもお互いにあったのです。
その不幸な交流に関して現代の日本人が歴史的な不幸な出来事を取り上げて両国を非難しているでしょうか?
戦後の日本は戦争の反省からどの国に対しても平和的な関係を築いてきました。中国に対しては莫大なODAを拠出してきました。最近の経済成長に少なからず貢献したことは間違いないですが、中国共産党はそのことをきちんと国民に知らせているでしょうか?
戦争責任を外交カードに日本を揺さぶることは、戦争に関与していない世代の割合が多くなった日本国民には反感・反発を起こすだけで友好関係の維持に反するだけだと思うのです。
長々書きましたが、どう思いますか?
投稿者 : 極東平和を願う男 日時 : 07/04/05 18:40