<若者自立対策>25万人のフリーターを定職化 政府
政府の「若者自立・挑戦戦略会議」(主宰、安倍晋三官房長官)が17日、首相官邸で開かれ、若者のフリーター・ニート対策に関する06年度の「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」をまとめた。同年度内に25万人のフリーターを定職に就かせることを目標としており、対策費として761億円(今年度比5億円増)を投じる方針。
05年度版プランでは1年間にフリーター20万人の定職化を目標に掲げていたが、今回は5万人増の25万人に強化。具体策として(1)若者向けの就職相談などを行う「ジョブカフェ」の充実による勤労意欲の向上(2)ハローワークでの専用窓口の設置(3)農作業体験を通じた農業就業支援――などを挙げた。また、ニート対策として、全国25カ所に「地域若者サポートステーション」(仮称)を設置。福祉施設などと連携してカウンセリングを行い、自立支援を強化する。
総務省によると、04年のフリーター人口は213万人で92年(101万人)に比べて倍増している。
投稿者 : 記入なし 日時 : 06/01/17 21:22