ゴール前直線。

今の仕事に就いてから、この春で５年になろうとしています。
先日私は入社以来初めて大きな損失を出しました。
今後かなりの間お給料の減額その他で苦しむことになります。
本日その原因となった契約者とコメダ珈琲で小一時間話す機会がありました。
元々資産家で、ぬるま湯に反発して外の会社に就いて成功した、中堅会社幹部という略歴の方です。


前半は前回私が連れてきた上司が凄腕だという話題が出ました。
上司は私より１０歳程若い女性で、この道に入って１２年にして京都支社を代表する地位に上っています。
私は直接の部下です。
お客さんは、パッと見ただけですぐ出来る人だとわかったらしいです。
めとろんさんもゆくゆくはああなってくださいよ、と言われました。
私は無理です、まずオーラが無い、あの上司とは全く違うタイプです、と笑いながら答えました。
お客さんは
営業は確かに持って生まれたセンスが必要だけど、センスが７なら３の努力で、センスが３なら７の努力で、
営業に敵は居ない、自分との戦いだからと
まず一番大事なのは自分がどういうタイプの人間なのかよく分析して、知って、
自分の特徴が分かったら、一番良いところで勝負するんだ、とのことでした。


年月が経って経験値が増えるとスイングが滑らかになってくる、
そしてここというピンポイントで最大限の当たりになるように持ってこれる、それがあのくらいになったらできるんですと
めとろんさんはまだ経験が少ないから、全過程フルスイングになってるが、これも数ですよ、
そのうち力の入れどころが分かってくるでしょう、と言われました。


それと、選んでもらえる営業員の特徴の一つは、わかりやすい事だそうです。
わかりにくい人格をお客さんに探ってもらっているようでは選んでもらえないそうです。
いろんなことを教えてもらって大変参考になった有意義な時間でした。


その人は独身です。
実家が資産家で常に騒動を抱えているため、実家を継いでいる段階ではリスクを考え過ぎて結婚に踏み切れなかったそうです。
人生で３つやりたいことがあって、そのうちの一つは自分の力で財を成す事だったそうです。
それは達成したとおっしゃってました。
あと２つは結婚と子供だそうです。
かなり遅れたが今から達成に向かって努力しているそうです。
結婚して子供が生まれたら絶対連絡してもう一度契約者になるから、お約束します、とのことでした。
良い契約者との別れ方だと思います。
満足しています。