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人生には必ず邪魔が入る。妻は水原一平です |
■ 2025/04/01 (火) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】 最終章 第七話 |
【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】
最終章 第七話 変わりない日々の宅配生活もどのくらい経っただろうか。 その間に馬鹿嫁の入院生活があり、当初から懸念していた状況でワンコの面倒を見てあげる事が出来た。 馬鹿女退院後、次はワンコも次第に身体の状態が悪くなっていった。 もともと心臓の弱い仔だったらしく毎日薬を上げていた。 苦労しながら薬を毎日あげているのに馬鹿女は俺にまったく感謝をしない。 そしてちょくちょくワンコが普段と違う感じがすると馬鹿女は俺に対して明日仕事を休めないかとか言ってくる始末。 自分の仕事をなんとかして自分が休めばいいだろ、と言った気持ちが本音ではあるが、何かと面倒くさいクズの機嫌を損ねると更に面倒くさくなる。しかしワンコが心配という気持ちに対してはまったく理解が出来る。 無能馬鹿女の為に仕事のシフトを何とかしてもらい、先方に迷惑をかけてしまう事もあった。 この状態はらちが明かないので宅配の仕事は辞める事にした。 出来るだけワンコを見てあげれる時間の中で単発の仕事。 丸々1日使わない仕事をメインに生活していく事にした。 当然収入は減るが、それでも共働きなので普通に金計算出来るのであれば問題ないはずではある。 個人事業主とサラリーマンの違いの一つ、個人事業主は仕事を継続する為の運転資金が必要だという事、税金も給料天引きではない、自分で確保しないといけない。 それをまったく理解してない、出来ない、理解しようともしない、振り込まれた金が全部使える訳がない。ましてや政治が腐敗しきった現代日本。その状況下で馬鹿に付きまとわれたのはまさに不運であった。 その時代に捧げるBGM それを愛と呼ぶなら Uru https://youtu.be/lrz_kanv3yw?si=fbkWC-S7rISKC8VZ |
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