先日辞めたぜ！

　やっと会社を辞めました。「辞めよう辞めよう、この会社のやり方は狂ってる。」と思いながら３年間・・・。長かった。車のローンも払い終わったし、パソコンもノートを買ったし、良かった良かった。実際は４年半通ってたけど、会社の狂ったやり方を実感し始めたのが３年位前。富山県の田舎の会社で、山と田んぼの真ん中にある、三協アルミの下請工場、会社のスローガンは「社員とその家族が夢をもてる仕事を！」です。
　だが、言ってることとやってることに矛盾がありすぎる。１８歳のころから、冷暖房設備をまったく取り付けてない工場で、４年半もの間、夏はくそ暑い工場で汗水流し、冬は寒さに体を震わせながら、根性のひん曲がった田舎のオババの横で働き、昇給はなんと０！！！基本給１３万５千円から１円も増えない。それが原因で、俺に仕事を教えてくれた先輩は、一人、また一人と辞めていった。ほかの工場から、リストラを経て入社してきた人の感覚だと、「ここまで社員を追い込んで、お金のことしか考えていない社長も珍しい！！」だそうな・・・。普通の工場なら、ちょっとした冷暖房設備くらいはあるらしい。俺も何度かほかの工場に飛ばされたが、確かにそういった設備くらいは取り付けてあった。金をケチって、何の設備も取り付けない工場も、確かに珍しいなとそのとき思った。
　しかも、田舎の３０人程度しか社員のいない会社なので、社長が朝礼することも珍しくないのだが、「今、会社は大変苦しい状況なので、ボーナスは払えないかも・・・」と、話したその日に、自分の家でワイドテレビ「ＶＥＧＡ」を買い、町内の高い寿司屋に行き、会社経費で高い寿司を腹に詰め込んで行ったそうな・・・。なぜそんなことを、平社員だった俺が知ってるのかというと、その寿司屋は、俺の親戚なのである！　情報は筒抜けだ。もちろん俺を通しほかの社員もそのことを知っている。そのくせ、会社に金が無いだの、もっと働けだの、若いモンはやる気が無いだの・・・・・。おまけに前述の根性の曲がったオババたちと仲がよいのである。気に入らない社員はオババたちと一緒になって排除排除♪な状態だ。
「いい加減にしやがれーーー！この腹黒い黒豚野郎！！！！！！！！」というわけで、そろそろ自分もブラックリストに載ったようなので辞めました。
　この体験談に共感を覚えた人はまともな神経の人ですよ。