てのひらをたいように(仮)

仕事帰りに更衣室で着替えて帰宅するのだが、若者のジーンズを
見て思ったのだが、後ろポケットにステッチの無い物を履いている
者が多いと感じた。

自分はリーバイスの505、リーの201、が定番で、何本も買い足して履いたものだ。

今の若者は安く買えればいいのだろうな。

自分らの若い頃も色々なメーカーのジーンズがあったものだが、皆それぞれ、
こだわりをもってジーンズを含む服、身に着けるものを選んだ。

スニーカー、Gショック、フライトジャケット、

自分らの若いときだって金は無かった、それでもこだわりをもって少ない金を貯め、
無理をしてでも自分にとっての最高の一着を選んだものだ。


だから、最近の若者を見るかぎり、こだわりは感じられない。

相変わらずの会社と家をを往復する毎日。

会社の業績が悪化した為、人員整理が有り、辞めた人の分だけ
負担が増えた。

休みは疲れ果て、寝てる事が多くなった。

部屋は荒れ果て、パソコンの中身のファイルも何これ、状態。

「働いたら負けだと思っている」という有名な言葉もあるが
月13万の給料で働く自分にはこの言葉の通り負け組みなんだろうと感じる。

造っても造って造っても、終わりの見えない製造業に、従事する自分

まさに奴隷の言葉がぴったりだと思う。