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U_sanのいいんですよ。それで。


 ■ 2016/03/06 (日) またしても夢とはなんだ?


夢について語ることはご法度なのだと思うが
興味半分、怖さ半分で
なかなか抜け出せない自分がいる。

僕は釣りが好きだ。
今でも好きだが、行くことはなくなった。
中学生の頃、ダム湖によく釣りに行った。
下手くそな僕はなるべく人が足を踏み入れないところ、危険
な場所へ好んで突っ込んだ。
足場のもろい急斜面、崖のように切り立った断崖絶壁・・
釣りたい一心で突っ込んでいった。
そういう思いが夢になってあらわれた。
ダム湖沿いの道路に自転車を止め、ダム湖を覗き込む。
とてもいい雰囲気。
しかし下に降りるためには10mの崖は厳しい。
恐怖を感じながらも下へ行く気持ちをおさえられない。
僕は崖を飛び下りた。
膝に強烈な激痛。
骨が折れた。そう思った。
しばらくして痛みが和らぐ。
骨は折れてないみたい。なんとか立ち上がれた。
立ち上がれたことに歓喜した。
生きてることを実感したのだろう。
僕は釣りそっちのけで
何度も崖を飛び下りた。
そのたびに痛いと思い、生きていることを実感した。

以前にも書いたと思うが、包丁で刺された夢。
僕は、刺された瞬間に目が覚める。
したがって痛みは感じていない。
ただ、身体の内部に入ってきた包丁は冷たかった。

夢というのは不思議で、味わったこともないもないような
感覚をいかにもリアルにでっちあげる。
不思議なもんだ。

また、夢というのはかなりいい加減なもので
現実ではありえないようなシチュエーションを
作り出してしまう。
現実ならば、「それ、おかしい。」ってすぐに気づくのに
夢の中では全く気づかない。
気づかずに、それに反応し、何かを感じ、何かを思うのだ。
そして、その反応、感じ、思考は精密に再現される。
何度も同じ夢を見ることがある。
そのたびに、同じように反応し、同じように感じている。
脳というものは、機械としてはかなり優秀なようだ。
いい加減なシチュエーションになんらかの反応を
している自分がかわいらしい。

さて、老人様用施設で働いていて、
いわゆる認知症な方々と接する機会が多いのだが、
彼らは夢の中で生きてるんじゃないかと思うことが
よくある。
彼らはその夢に対し、
同じように反応し、感じ、なにかを思う。
彼らはそのシュチュエーションのいい加減さに気づかない。
かくして
現実と照らし合わせた彼らの行動は
作話とか幻視、幻聴等と決めつけられる。

他の人は知らないが、
少なくとも僕と彼らには大した差はないのだなと
思っている。

探し物はなんですか?

夢の途中ですか?


お名前   コメント

うーさん 最近、女の人がでてくる夢が多い。へへへ (16/03/15 17:57)
記入なし タバコ止めて3年、今だに夢に出てくるw (16/03/07 18:42)


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