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なんくるなるさぁ〜!


 ■ 2004/11/30 (火) 病は気から


「成功哲学」「能力開発セミナー」という言葉を持ち出すと、
皆さんお一人お一人にいろんなイメージがあって、難しいなぁと思ってしまいました。
こうした事柄に一番猜疑心をもっていた私です。
皆さんの感じられていること、おっしゃりたいことはよくわかります。
ですから少し話の角度を変えまして、
病気についての個人的な経験をお話したいと思います。
そうすることで私の話したい核の部分を少しはご理解いただけるかなと思います。

1年で契約が切れ、そして再び戻ってくるように言われて、
私自身の専門外の科目を、しかも自分の高校生時代に習ったこともない科目を
急きょ担当するように言われました。
正直にいいますと嫌いな部類に入る科目でした。
これをいかに教えるのか、新学期4月の時点では白紙状態でした。

しかしいざ教え始めてみると非常に興味深い科目であることがわかりました。
そしてこの科目を教え始めて、私の人生観が変わりました。
その科目を教えるために勉強し始めて、
実際に教えていて、一番生き生きしていたかもしれません。
授業もとても挑戦的な授業をたくさんしました。
その生徒達とは初めて3つの科目で3年間付き合うことにもなりました。
そして3つの科目を教えても彼らは
この一年目に教えた科目の先生というイメージがと強いと卒業するまで言われました。

契約の不安が軽減されただけでなく、
毎日とても充実した授業を実践できていました。
ところがです。2ヶ月経つか経たないかぐらいに激痛が走りました。
非常勤ですから授業に穴を開ければ、収入に即直結します。
病院にいきましたが精密検査を受けなければならないといわれ、
今すぐ入院ということにはなりませんでしたが、
痛み止めの薬をもらって激痛に耐えながら教壇に立っていました。

検査日まで1週間。そして結果が出るまで1週間。
一体全体どんな病気なんだろうと不安な毎日でした。
おおよそどの臓器の病気かはわかっていましたから、
検査結果を聞きに行って、病院の待合所で長い時間待っている時に、
「なぜこの病気になったのだろう?」と考えを巡らせました。

セミナーで聞いた事なのか、本の知識だったのかそのときはよくわからないのですが、
「この臓器が病気になるって事はこういうことだよなぁ」と思いました。
「自分自身へのある特定の「思い」の蓄積がある特定の部位への病気を引き起こす」
ということを受け入れて考えてみると、
私の病気に関しては思い当たることがありました。
そしてそのときその「思い」「考え」をやめようと決意しました。

そして診察室に呼ばれて病名を聞きました。
大病であることには変わりはなかったのですが、
痛みの原因はもうすぐなくなるところまできていることがわかりました。
もちろん入院などの必要も全くありませんでした。
いくつかの病気を併発していましたので、
定期的に病院に通うことにはなりましたが…。

そして病院から家に帰ったその夜のことです。
その病変が自分の中から出てきました。病院から帰ってすぐのことでした。
この瞬間痛みからも解放されました。
あまりにもあっけなくこの病気とは縁がなくなりました。

もちろん病院で病名をききましたが痛み止め以外の薬はもらっていません。
何の治療もなく病気はなくなってしまいました。
再発の可能性があるということでしたので、
検査をその後は定期的に受けましたが、今は至って元気です。

その後私は「病気」と「心」の関係をたくさん勉強しました。
もちろん病気には「怪我」も含まれます。
病気だけでなく体重の問題なども含まれてきます。

どなたの言葉だったのか忘れてしましたが、
「人間は長い闘病生活、長い獄中生活、長い浪人生活」を経験すると、
人間の「器」が大きくなるといいます。
自分の人生を振り返る大きなきっかけになるからだと思います。

能力開発セミナーで気がついたこと以上に私にとってはこの病気での経験の方が、
何十倍も気付かされました。
そして生き方を変えるきっかけにもなりました。
この病気が縁で新たな出会いも生まれました。

今回のタイトルは「病は気から」にしました。
これは迷信ではありません。まさしく「病気は気持ちから」です。
言い換えれば自分の「思い」・「考え」が病気を作り出しているといえます。
何と人間というのは創造的な生き物なのでしょう!

またどこかでこんな話を聞いたことがあります。
人間というのわずか100年足らずで寿命を迎えるような存在ではないとの事です。
現にとんでもなく大昔のことですが300歳・400歳という人が
普通にいた時代というのがあったとさえいう人がいます。
もちろん「環境」が人間の寿命を短くしているといえます。
その「環境」を作り出しているのも人間ですよね。

長生きすることがいいと言いたいわけではありません。
ただ人間の「思い」・「考え」の自・他に与えるインパクトに、
是非気がついていただけたらと思うのです。
少なくともそのことに私は気がつくことで人生が変わりました。
もちろんそれでも「壁」を感じている部分があって今の状態があるわけですが…。

次回から少し話の内容を変えようと思います。大元に戻すといいますか…。
ただこの3回でお話したことは私の「モヤモヤ」・「壁」の部分を理解する上で、
どうしても避けて通れない部分だと思って話をしています。


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なんくるなるさぁ〜 大人の少年さん>言葉は難しいのですが、生活のあり方の変化ということですね。大人の少年さんの考える「今後の環境の変化」については了解しました。ありがとうございます。 (04/12/02 00:35)
大人の少年 「今後の環境の変化」>地球環境とが自然環境とかも関係あるとは思いますが、私自身は、人が生活していくうえでの環境の変化ということです、例えば食生活では、遺伝子組み換え食品や、サプリメントなど・・知らず知らずに食べているさまざまな食品がもたらす影響がどうなのか・・?また生活スタイルにしても、例えばお風呂に入る習慣でも最近はシャワーのみで終わってしまう人など・・日本人の長寿の秘訣はなんといっても湯船につかって身体を暖めていることだと思うからです、フィンランドでは湯船に替わりサウナで身体を暖める習慣があるから日本と同様に長寿国であると思います、またあらゆる物が抗菌仕様になっていたり・・これでは抵抗力のない体になってしまい弱体質の人ばかりになってとても寿命が延びるとはあまり思えないです。 (04/12/01 12:12)
なんくるなるさぁ〜 幸運を祈るさん>大抵の病気は突然に大病になることはありません。大抵の大病は3年前ぐらいに必ずといっていいほど、深刻な精神的ストレスがのしかかる状態があった結果だそうです。どんな病気も基本的には防衛反応です。一番簡単なのは「休みなさい」というメッセージです。調子の悪さをあまり気にしなくとも、適切に「休むこと」ができていれば、酷くなることはないのだと思います。逆に適切に休まずに無理をすれば、寝込む状態が現れるかもしれません。とかく現代社会は身体を無視して「無理をする」のが当たり前のような社会になっていますからね。まずはそれでも「休むこと」。これが大切ではないのかなぁと思っています。 (04/11/30 23:26)
なんくるなるさぁ〜 ロールキャベツさん>そのお友達の方は「信仰」をお持ちだから、それが可能だと思われますか? 全くもって私の直感でしかないのですが、ご自分の売る商品への信頼が「幸せを売る」という信念へとつながっているように思います。どのような商品を売られているのかわかりませんが、「信じること」…これはもちろん特定の宗教を信じるということではありません。…がひとつ鍵になるような気がしています。ロールキャベツさんはそのお友達のようになりたいですか?そのあたりをきかせていただけたらううれしいです。 (04/11/30 23:22)
なんくるなるさぁ〜 大人の少年さん>こちらにもコメントをありがとうございます。私は寿命はまだまだのびると思います。ただ人間としてイキイキと生きてかどうかはわからないと思っています。医療技術はさらに進歩するでしょう。たくさんの器具に助けられながら、寿命はまだまだものびるのではないかと思うのです。またまた大人の少年さんに質問なのですが、「今後の環境の変化」とは大人の少年さんはどのような変化をお考えですか?ぜひおきかせください。 (04/11/30 23:16)
幸運を祈る 確かになんか調子悪いと思っていて、あまり気にせず全然平気だって思っていたら、いつのまにか治っていた時ありました。その逆もありましたけどね・・・ (04/11/30 20:31)
ロールキャベツ すごい友人がいます。彼女は常に考え方がポジで営業をやっているのですが、自分が相手に対して商品をうるだけでなく、幸せを売っていると信じています。話していると相手もだんだんそういう気になってきて、幸せをもらう気分でお金を出してしまいます。彼女はお寺の娘ですが、何か信じるものがある人の強さを感じています。 (04/11/30 16:23)
大人の少年 まさに病は気からですね・・、人間はその環境に適応しつつ進化成長してきましたが寿命は今がピークかもしれませんね・・今後の環境の変化に現代人が適応していく事が出来るのだろうか・・?少々疑問です。 (04/11/30 09:08)


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