30代　デモドリ無職

　気付けば2年も無職、半引篭もり生活を送ってしまった。　ここはいい、見ているだけで楽しい。　自分も書いてみよう、一日も早く社会復帰しよう。

　とにかく、この生活を抜け出そうと職安に行き応募してみた。

　履歴書、職歴書が書けなかった。　・・・・一週間毎日、ああだこうだとバレない嘘を並べてみたが。　間違いなく落ちるだけでなく、面接官に罵倒されるんじゃないかと恐れ郵送も出来なかった。
　それでその会社に電話して断ろうと思った。　・・・電話のかけ方がわからなくてかけられない！　「　自分を売り込む電話と手紙　2000年度版　」を探し出して何とか電話出来た。　知らない人に電話するのは何年振りだろう、告白するのよりドキドキした。

　一週間も待たせた挙句、書類を送らないとわざわざ電話するのもどうかなって思った。　けど向こうは、はっきり言ってどーでも良かったらしい。　何をドキドキしていたんだ、私は。　あっさり「　あ、そうですか。」で切られた。

　「　28なんてまだまだ若い〜　何だって出来るさぁ　」と言われた事がある。　ここを見ると、とてもそんな風には思えない！　正直、無職．comは見ていて辛かった。　この年でヤバいと思ってたけど、想像以上にヤバいらしい。
　でも、今の自分の立っている位置がわかっただけで良かった。　「　職歴なし　」は非常にまずい！という事。　「　無職2年　」はもっとまずい！事。　国立大卒は何の意味もなさない事。　しかし実家で暮らせてる私は恵まれすぎている事。

　大袈裟かもしれないけど、まともな職にありつくのなんてミッションインポシブルに思える。　私を採ろうなんてとこは　「　未経験でも大丈夫！　頑張った分だけ稼げちゃう　」とかの飛び込み営業。　いや、もしかしたらサラリーマンになる事自体が夢なんじゃないか。　飛び込み営業はダメだな〜　私より社交的な奴でもすぐ辞めてたし。　そんな事言ってられないかね、やっぱし。

　なんだか、日記を書くのに疲れてきた。　この日記続けられるだろうか、なんだか怖い。　書くのが怖い