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綴っていくAuthor:光砂今 ( Profile ) 〜全身を包み込む、この絶望感〜 |
■ 2015/03/26 (木) 潮時 |
介護職に就く前、オレはリーマンやってた。 真面目に働いてたと思う。 同期の中では昇進も早かった。 だが中間管理職の俺は凄いプレッシャーの中で生きていた。 そんな俺の息抜きはオートバイである。 二十歳の頃に買ったカワサキの逆車。 クセの多いこの旧車。現在でも何とか維持している。 10年前にツーリング先で知り合った親友。 彼の勤める会社は大手で収入もそれなりにあった。 結婚もしていて、いわゆるリア充ってやつだ。 都合が合えば一緒にツーリング行ったり、キャンプ行ったりと無二の親友である。 そんな彼の会社がヤバいらしい。 著しく収入が減ってバイクを維持できなくなったそうだ。 彼がバイクを降りるのは辛いが仕方ない。 彼も悩んで出した結論だろう。 先日、彼と最後のツーリングに行った。 もう早朝から深夜まで走った。 菜の花に埋もれて悪ふざけをするお茶目な親友、峠道をカッ飛ぶ親友、深夜のガラガラの首都高を隼で駆る親友の後ろ姿は凄くカッコ良かった。 俺のバイクも20年落ち。 いつ致命的な故障をするか分からない。 バイクが壊れたら俺も降りようと思う。 もうバイクに乗る理由が無くなったのかもしれない。 |
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コメント
光砂今 うーさん様、コメント有難うございます。もう仕事なんか辞めて北海道か阿蘇にロングツーリングに出たいです。 (15/03/30 21:34)
うーさん 私はかなり長いことバイクには乗ってませんが、バイクでの思い出は色あせないですね。さすがにもう乗る自信なんてないですが。 (15/03/27 05:33) |
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