忍者の無職　キャリアデザイン日記

現在10：57です。

この週末はスタッフには悪いけど、ようやくのオフになりまして、今日の日曜日、ラジオ勤務までどう過ごそうかしらと思案しているところです。とか言いながら、バイクガレージを修理したり、浴室に扇風機をつけたりとしております。

震災からこっち。私の住む町では、原発どうすんだという議論も少なく、かと思えば、電力会社の幹部が根回しで、元県議のフィクサーとか、漁協などに挨拶まわり。なんでそんなこと知っているかと言えば、忍者だから。

自動車産業の城下町なので、土日操業で、街のたくさんのサービスがそのシフトになってしまい、保育園も日曜保育をしたりしております。休みがずれて大変だ〜という声も聴くのですが、休みがあるだけ良いと思えと思ってしまう今日この頃。そういう中で、機械化の進んだ産業ってこれからどうなっちゃんだろうかと思うのです。

工場で、機械化が進んだことで、リストラが起こりました。高い労働力でなくても、ボタン押さえればＯＫみたいな感じで、中高年が排出。

で、正社員を減らせと、若年層も排出し、派遣を導入。派遣労働者は賃金向上が見込めないので、生活がステップアップしません。この場合のステップアップは、親からの卒業、結婚、育児などをさします。

この先、機械化が進むと、大きな工場に労働者が少し。労働コストが減るから、物が安くなるかもしれない。でも、労働することで賃金を得る人も減るから、物が売れないってことになりはしないかと心配です。

では海外に売るかって、企業はそれでもいいだろうけど、社員が少ないから、国内需要は減るだろうし。デフレスパイラルってことなのか。

原子力発電に関しては、なにかあれば、えらいことになることは分かりきっていることで、それを分かってやっていると思ったんだけど、そうなってみると、みんな分かっていなかった。そこまで説明すると反対されるのは分かっていたろうし。でも、そうしないと、資源のない日本では、戦前と同じく、エネルギー危機になったら困りますよという説明もしなかった。賭け、ということを説明しなかった。


件の電力会社は、銀行の本店とか、漁協の元締めなどを回り、協力を要請したんだろう。作らないと、地元産業が疲弊しますよとか言ったんだろうと思う。地元産業なのか、安全なのか？　安心のためには、金なのか？　

そこんとこ、びしっと割り切れる政治家っていないもんか？　それで、産業派と議論したら良いのに。すぐ、辞任しろって言うけど、後任者がいないんだから、後任人事を考えるだけ時間の無駄だって。

もう４か月過ぎてしまったんだぞ。