日記HOME TOP タイトル一覧 月別 


忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2007/03/29 (木) クレーム週間始まる


現在9:42です。

キャリアカウンセラーは鏡である。鏡で、相手の意思をそのまま相手に返すことで自覚や変化を促す。ああしなさい、こうしなさいは、してはいけない。

かたや

キャリアコンサルタントは助言をも行う。こうしたらどうでしょう、とか、ああしたらどうでしょうなど、いう事がある。




今週は、クレームがあり、凹んでいる。

ある面接を勧めたクライアントが「内容が違う。そもそも、あんたは(以下260字省略) なにもしてくれんじゃなあいか」と。

求人案件の提供が今回の任務のなかにあるのだが、ハロワ以外の求人を期待されている。実際は、ハロワ以外の求人は殆どない。あっても、本人の希望のものではない場合が多い。多いので連絡しないでいると、ご本人さんは「なにもしてくれない」とお感じになった。

就職させるのが任務なので、どういう手段でもこちらはこだわらない。コネだろうと、ハロワだろうと。相手は、そうは思ってくれず、上げ膳据え膳を期待されている。最初の説明が悪かったと自省。

昨日は夕方から1時間、総意を代表して、と来られた方からあれこれ言われ、反問せずに傾聴に徹した。自分の無力さを痛感して帰宅。

こういった意見が自分を大きくさせる、ノウハウの習得に繋がると思いつつ、クビになるんじゃあないかという懸念もあったりで、休むかと思いつつ、それは逃げだ、と考えたりしております。



みなさんのご意見をお待ちしております。


お名前   コメント

へたれ 結局、相手は「してくれる」と思っているのですよ。はっきり「貴方では難しい」と言うべきです・・・ (07/04/01 01:10)
忍者 みなさんのご意見ありがとうございますm(_ _)m (07/03/29 13:25)
まりあ 企業と求職者のミスマッチのような状態ですね 。どんなに頑張ってもカウンセラーはクライアントの希望を100%かなえることは難しいと思います。 なぜならばクライアントの分身ではないのだから。 これはジョークですが、忍者のように『分身の術』を使えるのならば別かもしれませんが。  ビジネスであるのならばトラブル防止のために、クライアントの意に沿わなかった場合の免責などを、お互いに覚書交換したほうが良いかもしれませんね。 私の体験談ですが、自分の基礎が不安定なときは、決して相手の面倒を見る状態でないと先輩より助言を受けました。 へこみが解決できるといいですね。 (07/03/29 12:35)
v 自分にあった職業は基本的に自分にしかわからないと思います。自分が何をしたいのかってことですから。じゃあ、キャリアカウンセラーのかたは、存在価値がないのかというとそうじゃなくて、おっしゃるとおり、鏡になって本人が自分について省みたり、自分のしたいことを深く考えたりするために必要だと思うのです。これは、臨床心理士のカウンセラーも同じで、彼(女)らは、けっして、こうしなさい、ああしなさい、とは言いません。言うとしたら、よっぽど事情がある場合(自殺を止める、暴力をとめるなど)や、実力がない場合です。結局は、自分の人生は自分で作るものですから、自分で考えて自分で選び取る、そういう自律性がないと、一人前の大人と言えない。その過程で立ち止まってしまったときに、手助けをするのが、カウンセラーで、就職の現場でその役目を果たすのが、キャリアカウンセラーなのだと思います。コンサルタントの場合は、本人を客観的に評価してそれを伝えたり、こんな職もあるよ、と視野を広げてあげる役割だと思います。上げ膳据え膳を期待する人がいるのは、たぶん最近の風潮です。就職をさせるのが目的であっても、主人公は、就職をする本人です。責任はあくまでも本人にあることをわかっていない人が多いんじゃないでしょうか。紹介できる案件がないのだからしょうがないし、それはカウンセラー・コンサルタントのせいじゃないです。ですから、あまり変に責任を感じすぎない方がいいと思いますよ。できるとすれば、本人が求める仕事は案件がないので、もっと他の方向性を考えたり、何らかの資格を取ることを考えたりすることを薦めるしかないんじゃないでしょうか。それで、相手に責められても、気にすることはないと私は思います。 (07/03/29 12:33)
佳乃 私は騒ぐ学生たちをみて「どこからそういうふうになるのか」とか「おまえのへやじゃない」とか非難の感情はわきません。私は貧しい一般人ですが、キャリアカウンセラーが説教好きな中年の感想しかもてない(いろんな人の状況に想いをはせることができない)ことに危惧を感じました。 (07/03/29 10:36)
佳乃 そもそも求人案内とセットにするのはモノが違いすぎる。セットではできないという信念がないのかいえないのか分かりませんがそこのところでカウンセラーとしての熱意に欠けると感じます。技術的にはすべて「受け」「待ち」でしょうが心情としては燃える想いがないと私はだめだと思う。聞き役はしゃべる側より人間としての幅が必要だし、精神的にも成熟が必要。日記を見る限りでは世俗的な印象ですが。 (07/03/29 10:27)


[前] 頬が引きつる | [次] オーディション!と言う名の面接


忍者の無職 キャリアデザイン日記TOP

タイトル一覧 月別