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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2004/08/08 (日) 30代の盆踊り


現在 22時30分頃です。

今日は仕事のせいで、「山下達郎のサンデーソングブック 納涼・夫婦放談2」を聞けなかった。エアチェックし忘れていた。残念だ。朝、アルバイトの女の子を乗せて行くのに浮かれていたのかもしれない。

今日も朝からイベントの仕事をする。プレゼント企画だ。こういうのはあまり、好きではない。余っても叱られる(顧客から)、足りなくても怒られる(お客、顧客から)。今日は、風船だ。整理券を配布し、引き換える。でも、絶対、整理券貰わずに並ぶ家族連れがいたりして困るのだ。今回は風船の柄ごとに整理券を作り、整理券を持っていればいつでも引き換え可能という戦術をとり、極力、行列が出来ないような努力を試みた。行列の(あまり)出来ないイベントが最高である。行列できる=待たされる、という構図はお客をヒートアップさせ、クレームの温床になりうる。
 大泉逸郎の「孫」という歌が流行したことがある。俺もおじゃ魔女(=娘)が出来、人の親である。で、だ。孫を持つと、なぜに、孫にかつての親達は甘くなるのだろう? 孫には甘いが、その親である、つまり、自分の子には相変わらず厳しい。言い換えると、態度は変わらない。なぜだ? この場合、じいさん、ばあさんになった人の絶対年齢は関係ない。40代で孫を持った人と、70代でそうなった人の「孫」への干渉の仕方にはさほど差はない。

なんで、こういうことを書くかというと、いっつも「家にいる孫にくれませんか?」てな輩が出てくるからだ。これがやっかいなのだ。大半のお客が、子供をちゃんと並ばせているなかで、そういう申し出を是認しちゃうと示しが付かない。「本当に居るのか〜?」というツッコミもあるわけで・・・。こういう駆け引きが、スタッフや俺たち指揮官を消耗させる。マナー以前の問題である。そして、正確な答えは存在しない。「他のお客様はちゃんとお並び頂いておりますし」という、罪悪感口戦を臨むも、そういう輩は孫の為バリアがあって効かない。


夕方に帰宅し、おじゃ魔女(=娘)の幼稚園の夏祭りに行く。本当はもっと早く行かねばならなかった。メーカーオプション(=嫁)が役員で、子供の世話が出来ない状態だったから。それを忘れて、仕事を入れた俺であり、昨晩より「なんで覚えてないの」「仕事は仕事ダロ」という夫婦漫才はお約束として、とにかく、疲れた体と汗にぬかるんだGパンを引きずって幼稚園まで行く。この幼稚園はミッション系である。ただし、仏教。よって、盆踊りはまこと先祖供養に合致している。お坊さんが来て、最初にお経をあげる。俺の宗派でないためと、坊さんが年寄りでお経がなんなのかさっぱりワカラナイ。
 メーカーオプション(=嫁)は役員でバザーの売り子である。日が落ちて、親子で盆踊りが始まった。おじゃ魔女(=娘)が母親を連れ出そうとするが、もちろん、売り子なので駄目だ。おれが駆り出されて、2曲×2回づつ、ダンスダンスダンス。

周りの人に合わせてなんとか踊る。

これが楽しい! 盆踊りって楽しい。
俺はディスコを知らずに三十路になったので、踊る楽しさを知らなかった。恥ずかしがって盆踊りの輪にも入ったことがなかった。
もう一度書く。
盆踊りは楽しい。いや、マジで。
夏の愉しみをまた知ったのであった!

追記 酒を控えていた俺。焼酎が今、備蓄されている。少し飲んでみると不味い。コーラのほうがうまい。味覚が変わっている!


お名前   コメント

えりさ 恥ずかしがりやなので、盆踊りさえ恥ずかしい!です。でも踊る楽しさを知って良かったですね! (04/08/09 15:08)
n.a 孫は育てる責任がないからかわいいというのを聞いたことがあります (04/08/09 11:05)
幸運を祈る ほ〜盆踊りがそんなに楽しいのですか。自分もやったことないですけど、やれば楽しいのかな〜。 (04/08/09 01:09)
63.64 行列…「お一人一枚」のところを、「今日は病気で寝ている妻の為バリア」に遭って苦しんだことがあります…必ずあることなのですね…嗚呼(;^^) (04/08/08 22:58)


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