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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2004/06/21 (月) クレイマークレイマー


現在 22時40分です。

今日は、午前中は仕事。各種の見積もりとか、交渉を行う。台風接近で、アジトの倉庫のシートがめくれたりなんだり、補修などをした。
 前職の派遣スタッフが新たに前職事務所に面談に行った。俺が指示した。俺が居ない今、新たに信頼関係が築けるかどうかを判断するように。俺はもう、責任を負える立場でないので、そこを勘違いしてほしくなかったからだ。面談後、入電。5分で終了したらしい。だ・か・ら〜、会社にも、そのスタッフにも言いたい。「俺は居ないんだ!」へんなところで予定調和するんじゃない! スタッフにはその後、説教し、人材会社と個人とのあり方を説く。就業条件書の提示もなかったらしい。あくまでも人材会社、である。俺(コーディネータ、またはネゴシエーター)と個人の関係ではないんだ、今は! という点を力説する。このやりとりの俺の立場はキャリアカウンセラーとしてのものだ。

 夜、メーカーオプション(=妻)がパートの会社の飲み会で出かけた。よって俺はもう一つのメーカーオプション(=子)と夕食を取らねばならぬ。スーパーに買い物に行き、カゴを持たそうとしたが、ヤツも知恵づいたらしく、拒否したのでジャンケンで負けた方ってことで、勝負! 俺、負ける。30才近く年下のヤツに! ついでに近場の現場へ顔を出してみる。しかし、指揮権のない今の俺では、ただ挨拶するだけだ。それ以上の意見は言う資格がない。メーカーオプション(=子)は魚を所望した。結果、2件目のスーパー(ここでも俺はジャンケンに負けた)でアナゴの焼いたのを買い、炊き立てご飯に細切りにして混ぜ、めんつゆを少々。にわかアナゴ飯を作成する。ついでに、冷蔵庫に眠っていたハタハタの干物を焼き、玉子豆腐を添え物に食事する。父親と子だけで、でだ。ここで今回の日記のタイトルになる。
 「クレイマークレイマー」という映画があった。主演はダスティン・ホフマンとメリル・ストリープである。離婚することになった夫婦が親権を荒そう映画。息子は父がとりあえず同居するのだが、仕事も忙しく、育児もままならん。そのあげく、父親は失業する。無職だと親権が母親に行く可能性が高くなるので、一生懸命、仕事を探すのだ(それだけの映画ではない) 
 子供との夕食でそんなことを思い出していた。その後、寝るのにぐずり、絵本を読んで、ごろごろして、ホタルを見に行き(いなかった)、ようやく寝たのでこの日記を書いている次第。夕食時にアナゴ飯に塩が足りないとか、海苔を乗せてみたり、その海苔が旨くない、なんてことをヤツと会話しながら食事した。親にとって子供がいつ大人になるのかワカラナイというのが俺の持論だ。だから、必ず意見を聞きながら行動する。押しつけはしない。俺が駄々をこねることがあっても、だ。

 これからも2人でうまくやっていけそうだ。あのメーカーオプション(=妻)、一足早い七夕で河に流れていかね〜かな〜。


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忍者 >ほも太郎さん 最初はぎこちないのに、最後は息のあった調理を見せてくれますよね。仕事一辺倒の父と子が邂逅したシーンとして印象に残っています。 (04/06/21 23:08)
ほも太郎 あの映画ではフレンチ・トーストを作る場面がありました。 (04/06/21 23:04)


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