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忍者の無職 キャリアデザイン日記 |
■ 2004/05/20 (木) 竹取のおきな、めぐみは俺の好み。 |
現在 19時20分です。
タイトルは竹取物語の「竹取の翁」と女優の「奥菜恵」をひっかけたものです。説明しててサムいですが。 今日はタイトルの通り、実家の要請で竹を切りに行く。藪に新たに生えた竹を討伐する任務である。タケノコが伸びて竹になりかかる、それらを鉈(ナタ)でばっさ、ばっさと切るのである。まだ柔らかいし。 天気は小雨。当方の装備はツナギ服+長靴+ポンチョ(西ドイツ軍払い下げ)+ヘルメット(米軍払い下げ)である。行くと主である兄は不在。鋸で切れという情報であったが、ノコギリでは時間がかかるのが面倒だったので、ナタの使用をなかば、母親に許可を取る。多分、ナタで切ると断面が鋭利になるので、あとで藪に入ったときに思わぬ「ワナ」(足に刺さる)になるのを懸念したのかもしれない。「今日は雨だからハブがいるかもしれないよ〜。気をつけて」という母の暖かい言葉に見送られて、藪に侵入。 ツナギのポケットに携帯電話を入れ、濃緑の衣装で藪に分け入る。ナタで竹を切る。最初はイヤな上司とか顧客を思い出しつつ、コノヤローといいストレス発散!と思う向きもあるかもしれないが、そんなことは無かった。 ぬかるむ泥濘。道もない。しゃがみ込むとまったく、こっちが発見されないジャングルだ。雑木とイバラの中、瀟々と降る雨。時に鳴る携帯。しゃがみ込んでヘルメットをしたまま電話に出てのやりとり。頭上にヘリコプターの音がする。バタバタバタバタ、と。 一人「プラトーン」状態である。切っても切っても竹は一向に減らない。俺は山頭火という歌人が嫌いだ。放蕩息子だから。(同様の理由で中原中也も嫌い)周りの身にもなってみろ、と思うから。今の俺がまさにそうなんだが。。。山頭火の句に「わけいっても、わけいっても青い山」というのがあるが、こっちは今「分け入っても分け入っても青い竹」である。そんな中でタバコをジッポーで火を着ける。雨に紫煙が煙る。ベトナムに行った兵隊。インパール作戦に出た日本兵の気持ちが1億分の1位、分かった。ナタが切れないので、切断面は竹槍のような鋭利な切り口にはならなかった。しかし、それにしても・・・。 結局、作業開始1時間で雨に負けた。作業断念。切った竹をそれなりに整理して(これを引き上げるのが大変)今日の作業を終了した。討伐したのは全体の四分の一くらいか? 来週また挑戦せねばなるまい。晴れたら晴れたで暑いし。晴れ曇りくらいの天気を狙って行かないとイケナイ。 午後に帰宅した後はポンチョを干し、食器を洗い、自分用の麦茶を煮出し(メーカーオプション(=妻子)はウーロン茶派なのだ!)、米を研いだ。今、夕餉が終わった。メーカーオプション(=妻)はこの後、キルビルのレートショーを見に行くと抜かしている。なんで? まあ、静かになって良いけども。 明日はイベントの現場の仕込み。無補給で戦う俺はこれからどうなるのでしょうか? それとハロワでは、金にならなくても労働したら雇用保険の受給発生までの期間が伸びると言っていましたが、今日の竹取物語は労働なのでしょうか? |
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コメント
( ̄ー ̄) 山頭火・・・。理由を付けて嫌いと言えるって言うのはすごいなぁ〜。私は興味すらない(笑)中也はなんとなく好きです。あとみすゞも。みすゞの詩集が欲しいなぁ〜〜。 (04/05/22 00:14)
韮山 えっ、本州でハブ?(^^;) しかし大変でしたね。 タケノコのうちなら貴重な食料になったでしょうに・・ そうだ、ラーメンの具になったのでは? (04/05/21 00:25) |
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