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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2004/05/08 (土) 退職してみたら、どうなったのか? 自己紹介です。


11年勤務していた会社を退職してみた。自分はバブル最後の年に就職をした世代だったので、就職活動というものには無縁だった。でも、その会社は6ヶ月で逃げて(テレビの制作会社)、地元にUターンして、いまの会社に拾ってもらった。
 そこから、イベントを専門にやらされることになった。運がいいことに、自分が入社したときに丁度、その仕事が入ってきたのだ。東京でウェストバッグにガムテープをお腰につけて走る回る生活がイヤで帰郷したのに、皮肉にも同じような世界でまた、働くことになってしまった。20代の頃だから、体力もあったし、適性も合ったのかもしれない。自宅から毎日70分かけての通勤。週末の現場。土日なしの生活が始まった。携帯電話の普及で90年代後半はもう、代休もへちまもなく、携帯がなったら仕事、という臨戦態勢で休んでいた? 結果、自律神経をやられてしまった。運転恐怖症になってしまったのだ。高速道と長いトンネルが走れなくなった。精神科に通うようになった。2000年の話だ。
 そうこうして、2001年からは同じ会社で、これまでのアルバイトさんの世話を発展させる形で、人材派遣と職業紹介の事業部を立ち上げてこれまでやってきた。しかし、人材育成に重きを置いたやり方では営業効率が悪く、会社が雇用システム(有休とか、割増賃金とか)を理解しなかったおかげで、自分で自分をリストラしてみた。こうして、無職になってみたが、GWは4泊5日でイベントの現場をし、今に至るも派遣のナビゲートは継続して行っている。無給で。早く労働局に申請書を出さないと手が後ろに回ってしまう。顧客に言っていないので、依頼も来てしまっているし。
 求人を出しに行っていたハローワークに求職者として行くと、違う風景が見えてきた。ハローワークの対応の当たり、ハズレがあることに気がついた。これでは仕事を探す方もだんだん、落ち込むわな〜、と思う。
 5/8 今日は精神科に行ってきた。カウンセリングを御願いしているので、カウンセリングも一緒に受けた。担当医がいい人だったので、気軽に話が出来た。今は、病気もほとんど良くなったが、こうして、利害関係のない、第三者に相談することで自分の精神的位置を確認している。退職して、いろいろしてみたいことがあって、まずは自宅のガレージを事務所風に改装してみようと言うことと、「くさらない」ように毎日の行動を記録している。しかし、記録は出来ているが、改装がなかなか手が回らない。GW明けで気が抜けたのか、風邪をひいてしまい、大工仕事も気が乗らない。それで、日記を公開してみようと思った。今の俺は「休み」なのだろうか? 腰には携帯がホルスターに入ってぶら下がっている。(つづく?)


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