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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2013/03/15 (金) 3月15日


0840 ホテルそばの公園 0.337μSv/h
少し離れた広場       0.147μSv/h

白河市の南湖公園に行った。
新白河駅からおよそ3km。とことこと歩いていった。なかなか良い所です。自然があり、行き交う人も気さくな方が多い。今日は、日差しは温かいが、風は冷たい。湖を一周し、岐路に帰路につく。
とことこと歩き、途中のモールに立ち寄ると、目につしたのがマッサージチェアー。
腰・・・そう、13日の強風によりおかしくなった「腰」!!!ひきつけられるようにマッサージチェアーに横たわる。
マッサージチェアーで腰のマッサージを行う。10分/100円。200円を投資し、寛ぐ。若いときには、こんなものには目もくれなかったが、年をとると、特に腰の状態が悪くなると、自身の体を気遣うものだということを感じた。腰を中心にマッサージをしたが、腰はやはり痛い。他の部位は気持ちよい。やはり、大きな負担を腰にかけていた。ぎっくり腰やヘルニアの症状ではないと思う(ぎっくり腰もヘルニアも罹ったことは無いがね。昔、患者さんから聞いた症状と、書物での知識からそうではないと思う)。13日の春の嵐により、腰の骨(痛む部位から、腰椎から仙骨のようだ)と筋肉に大きな負担がかかったようだ。
朝、ベットから出る時には、布団をまくり、左に横になりながら足を下ろして、ゆっくりと起き上がる。これまでのように、まっすぐに起き上がれない状態。

いやいや・・・参ったものです!?

人それぞれ・・・。
現在の日本の状況に対し、個人的な感情で混乱している人も多い。それはそうでしょうね。誰しも、自分の目の前の生活が大切ですからね。しかし、この事自体が、ロボット人間と言う事を表している一端だと思う。目の前の生活は大切です。だからといって、目の前の現状から目を背けていいというわけではない。以前、「意識する、しないに関わらず、腹を括って生活が出来る見事さ」ということをメモしたが、今日、白河市で、昼間から犬の散歩をしている老紳士にあった。私が空間線量を記録していることに興味を持ったのでしょうね。その老紳士と少しお話をさせてもらった。しかし・・・いろいろと思う事がある。私がしていることは、単なる自己満足であり、地元の人には大きなお世話になるが、その老紳士いわく、「線量が高い、低いで・・・ならばどうする!?」という問いかけ。人夫々置かれている立場、環境は異なる。そんな事は、各自で考えることである。しかし、これまでマニュアルどおりのデイベート感覚での思考は、単なるロボット人間の思考であり、自身の考え、判断は無に等しいと思う。その老紳士は、そのような思考で言ったのではなく、私に対してやんわりと窘めたのだと言う事は理解できるがね。ご自身の心に不安が兆しているから、余計に気になるのでしょうね。

日本特有の、「臭い物は蓋をする」という事でしょうね。まあ〜じいちゃん、ばあちゃん、おっちゃん、おばちゃんなどはそれでよいかもしれないが、子供たちの現実はより厳しいものになると感じますね。それでも、蓋をする人たちは、それでよいのでしょうね。この事は、開沼博さんの本にも記されていたね。それが現実ですから・・・。

今の日本の状況は、そのような状況下ではないということをしっかりと認識するべきだと思う。一人ひとりが、しっかりと状況を自身で考え、感じ、判断するべきだと思う。これまでの社会常識にとらわれて、政治家、学者、マスコミの言う事に従うならばそれでよいのです。そうでなければ、何を信じ、何を基準に考え、感じ、判断するべきかは、自身で考え、感じ、判断するということを知るべきではないかと思う。個人的な感情論で、如何こう出来る問題ではない。だからこそ、自身の脳みそは自身で使い、考え、感じ、判断できるようにならなければならないと思う。

院長の独り言  http://onodekita.sblo.jp/article/63708397.html
どうしようもないからと、現実逃避もよいが、腹を括って生活をする事と、現実を見ないようにする事とは異なると思う。これからどのような事態になるかをしっかりと見据えた上で、生きるという覚悟があるかどうか!?簡単に言える事ではないことも事実だけれども、現実問題として、そのような状況に放り込まれているのです。やはり・・・このような状況になると、女性の腹の据わり方は、男性とは違いますね。うろたえているのは男性のほうに多いと感じる。

逝きし世の面影  http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6667bdf68d61f9c57593cdc4b356942e
福島の人は読まないほうがいいと思う。腹が立つだけ(政府に対してね)。
何が本当の事であり、何がそうでないのかをしっかりと自身で考えるべきだと思う。

ニュースで、安部総理がTPP交渉参加声明を出していた。

田中龍作ジャーナル  http://tanakaryusaku.jp/2013/03/0006821

色々な動きが繋がって来ている様に感じる。
国内の政治的な動きだけではなく、精神的な動きにもリンクしているのではなかろうか!?

3月13日
部屋番号「313」、出発日「313」、宿泊日数「63」と、新たな世界への旅立ち。
白河市に向けて歩き出した。
強い向かい風。その風に巻き上げられて、土埃、砂埃が正面から襲い掛かってくる。参った。日本全国的に大きな「春の嵐」に見舞われたようだ。
それでも、とことことこ・・・と歩く。ごろごろごろ・・・と歩く。
4号線を歩いている時に、トラックの運転手から声をかけられた。「解体やらないか!?」と。私の姿を見て、勘違い(まんざら、勘違いでもないがね)をしたようだ。私は丁重にお断りをし、歩を進める。

とことことこ・・・と歩いていると、前から自転車に乗った男性に出会った。自転車に乗った男性は止まり、「大阪からきたんや!」と、口走る。よくよく見ると、岩手の道の駅で、タバコを無心してきた男性。「このおっさん、なにやっとるんや!」という思い。私が岩手でのことを言うと、照れ笑いしながら走り去った。おいおいおい・・・まさか、途中で悪さなどしておるのではないだろうな・・・!?

強風の向かい風の中、押し通るように歩を進める。
が、やはり、体がきつくなってくる。
途中、歩いて向かってくる老婦人に、「近くに、駅はないか!?」と尋ねる。
老婦人は、近くにある鏡石の駅を案内してくれた。私の荷物に興味を持ったようで、私は、旅の話をした。旅の話に興味を持ってくれて、非常に親身に話をしてくれる。また、鏡駅までの道を教えてくれるだけではなく、途中まで案内してくれた。

ありがとうございます。

老婦人に教えられたとおり、JR鏡石駅に着く。この駅にはエレベーターもエスカレーターもない。階段を台車で上り下り。いたしかたがない・・・。
1時36分発の電車に乗り込む。
2時過ぎに、新白河駅に着く。早速、ホテルに電話して予約をする。郡山のホテルで聞いたとおり、予約が出来た。これで、しばし宿の心配はない。
駅の蕎麦屋でそばを食す。
蕎麦屋にあったウエットテッシュで額を拭くと真っ黒。強風で巻き上げられた土埃、砂埃で真っ黒になっている(ホテルの大浴場で髪を洗うと、一回目の洗髪は、ごわごわであった)。

ホテルにチャックインし、部屋で一息入れると・・・キタ〜。くしゃみをすると、腰の激しい痛みが走った。まいった・・・!?ぎっくり腰やヘルニアの腰痛のように感じた(実際、ぎっくり腰やヘルニアに罹った事はない。患者さんの話や書物での知識しかないが)。う〜ん。この状況が、新たな世界の船出なのか・・・!?まいった!!!

3月14日
新たな世界の踏み込んだ。部屋番号「325」=10=1
新たな世界の第一歩・・・腰痛!
自然の力にはかなわない。自己過信をしていた報いなのだろう。夏の東北、冬の東北と経験し、新春の東北何ほどのことかと!?それが、この様。しかし、この事も必然的なものなのだろう。幸い、この腰痛に関して不安感はない。強風に対して、押し進もうとする無理な心がけに対しての、手痛い警告なのだと思う。無理はするな!という警告。大事には到らないと思う。まあ〜私的には、最初から、この肉体など捨てて懸かっているからね。でも、痛い、苦しい思いはしたくないね。

新白河駅前に、芭蕉の銅像が建っている。

「心もとなき日数重なるままに 白河の関にかかりて 旅心定まりぬ」 芭蕉

私も、このような心境になりたいものです。

現在、09:22。
新白河駅前。晴れなれど、雪がちらつき、風は冷たし。(昨日の様な強風ではないが、強い風)
白河駅まで歩く。距離はおよそ3km。
歩く分には支障はないが、走れない。走ると腰砕けになる。まいった〜〜〜!
それでも歩く。不思議に不安感はない。この心境だけは不思議ですね。まあ〜すべてお任せですからね。(笑
とことこと歩き、白河駅横の図書館につく。図書館は、蔵書点検のため、3月4日から15日まで休館日となっている。が、付属の会議室などは開いているから、付属の建物の中には入れる。寒さと強風からは逃れられる。

それでも、白河市の町を歩く。
散策気分ですが、寒い〜。

この腰の状態は、何を意味しているのか!?
放浪の旅も、ここまで出打ち切りか!?どのような流れがおきるのかな〜!?

まあ〜無理せず、我を張らず、流れに乗ろうと思う。


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やまと ふわり さん お元気そうでなによりです。 お気遣いありがとうございます。腰の状態は大分よくなっています。この事態すらも、私自身には必要な事だったのでしょう。ふわりさんのご指摘されていることも、日記で説明します。 (13/03/19 16:02)
ふわり そして身体の歪みと心の歪みは、たぶん間違いなく相関してると感じてます、、、、若輩者の粗茶のような話ですが (13/03/16 18:45)
ふわり 整体体操とかストレッチとか、そういうので僕はだいぶましになったよ、人の身体ってまっすぐになってるとかなり丈夫にできてるみたいで、でも歪むとそれが発揮されないのかなって僕は勝手に思ってる (13/03/16 18:42)
ふわり 高校生のころからぎっくり腰やってる僕の体験では、腰痛は腰への負担総量よりも、身体のゆがみのほうが影響が大きいぽいですよ (13/03/16 18:39)


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