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爺放談


 ■ 2009/09/27 (日) 愛と青春の旅立ち・・・・・15


あの告白から数日が過ぎた頃、彼はお店を訪れました。


「いらっしゃいませ〜!」

「あっ!これは××様!ようこそお出で頂きまして誠に有難うございます!」


P子ちゃんはこの瞬間「ドキ!」とし、この後ママがどう対応するのかが気になりました・・・・・

ママが着くのか?それともP子ちゃんを着けるのか?二人にとってどちらにしても彼の対応はあの告白によって難しいものとなりました。

その時、ママがP子ちゃんに寄ってきて小声で耳打ちしてきました。


「私が行きます・・・・・」


P子ちゃんは小さく頷き、ママに託しました・・・・


「あら!××様!ようこそお出でくださいました!さ!こちらへどうぞ!」


ママはあの日の告白がまるで無かったような対応で彼をテーブルに座らせ、その横に腰を下ろしました。

しかし彼はそうはさせじとすぐさま切り出してきたのです。


「嬉しいな!あの告白が有ってもママが着いてくれるんだ?」

「えっ?」

「あれだけ俺がママに告った後だからもうママは俺に着いてくれるとは思ってなかったよ!」

「何を仰っているのですか?お酒の席での事は一日たてばもう終わり!次の日からはまた新しいお酒ですよ!^^」

「そんなものですか?」

「そうですよ!さ!この新しいお酒でもどうぞ!^^」


彼はこのママの対応は想定内でした、当然このママがあの日の事を引っ張るような話をする訳が有りません。

とりあえず、しばらくはママの誘導する話に流されようと思い、他愛の無い話でお酒が進んでいきました。

しかし彼が今日店に来た目的を、ママが、彼が今日はもう変な事を言い出さないだろうと思った隙を突いて言い出したのでした。


「フフフ!××様ったら面白い方ですね〜!^^」

「ハハハ!これって本当なんだよ!ハハハ!」

「フフ!本当に面白いわ!^^」

「ハハ!と!ところでママ?」

「フフ!えっ?あっ!はい!なんでしょう?」

「ママに良く会いに来るあの変なめがね掛けてる男!あれは誰なんですか?」

「えっ?」

「ほら!良く来るあの男ですよ!少し怖そうな!」


彼の不意を付いたこの質問にママは少し固まってしまいました。


「どうしたのですか?ママらしくないな!」

「あっ!えっ?そんな事有りませんわ!」

「少し噂で聞いたのですが・・・あの人がママの良い人って本当ですか?」

「何を仰っているのですか?そんな噂は嘘です!どうせP子ちゃん情報でしょ?」

「違います!しかしこのお店内では知らない人が居ないぐらいの噂ですよ!」

「そんな事有りません!そんな噂!私は聞いた事がありません!嘘です!」

「そうなんですか?ではママにとってあの方はどういった方なんですか?」

「ただの・・・・・ただのお客様の一人ですわ!」

「そうですか?とてもただの客には見えませんが・・・・・」

「そんなお話より他のお話しません?お仕事のお話でもお聞かせ下さい!」

「俺の仕事の話なんてどうでもいいです!」


その時・・・・・・・


「いらっしゃいませ〜」


タイミングが良いのか?その話題の男が入ってきたのでした。


「あっ!」


ママが慌ててその男の方に向き、そわそわし始めました。


「ママ?」

「えっ?あっ!ハイ!」

「俺の所は良いから行って来なよ!」

「えっ?」

「だってあの人はママのお客様でしょ?俺と一緒でママに会いに来てんでしょ?」

「えっ!あっ!は・はい!  すみません!ではお言葉に甘えさせて頂きますね!本当にごめんなさい!」

「でもママ!」

「はい?」

「俺は知ってる!あれがママのスポンサーでママの良い人だって・・・・」

「ほ・本当にごめんなさい!では他の子を御付け致しますのでどうかゆっくりして行ってね!」

「ママ!」


彼はママの手を取って言いました。


「ママ!俺は諦めない!絶対諦めないからね?」


ママはその一瞬の彼の行動に、目のやり場に困りそのままゆっくりと彼の手を外し、そのまま何も言わず、男の方へと歩んでいきました。

そして彼の元へP子ちゃんが来ました。


「へへ!やっと着けた!」


彼はママの方をじっと見つめ!男とお酌を交わしているママの姿をじっと見つめていました。


「もう!何よ!せっかく久しぶりに着けたのにちっともあたしに向いてくれないのね!」

「えっ?あっ!ご・ごめん!」

「もういいよ!なんかつまんない!」

「ごめんごめん!    それよりあの日!黙って帰っちゃって酷いぞ!」

「あっ!ごめん!ごめんなさ〜い!」

「どうしたんだあの日?ちゃんと帰ったか?」

「うん!ちゃんと帰った!本当にあの日はごめんなさい!あたし!すっごくみっともなかったね?ごめんね?」

「もういいよ!しかし本当に大変だったんだぞ!」

「ごめんなさ〜い!お詫びにおっぱい触る?」

「ば・ばか!なに言ってんだ!そんなことしたら此処を追い出されちゃうだろ!」

「大丈夫よ!見ちゃいないわよ!それに今あたしノーブラだから触り心地いいよ〜!^^」

「あほ!」

「ちぇっ!乗ってこないか!^^」

「当たり前だ!」


それからこの能天気な明るさのP子ちゃんのおかげで、ママとの重かった雰囲気は直ぐ宥められ、軽い会話が続きました。

そしてしばらくして・・・・・・


「P子ちゃん?」

「はい!」

「本当にP子ちゃんには悪いんだけど・・・・・・」

「なに?」

「P子ちゃんに頼みたい事があるんだ!」

「なに?嫌な予感がするけど・・・・・」

「それは当たってるよ、P子ちゃんにしか頼めないから・・・・・」

「良いよ!何でも言ってよ!」

「本当に悪いんだけど、あの男の情報が欲しいんだ!何でもいいからもっと詳しい情報を・・・・」

「どうせそんな事だろうと思ってた!」

「ごめん!ダメならいいんだ!こんな事を頼めた義理じゃないんだから・・・・」

「良いよ!」

「えっ!ホント?」

「良いよ!だってあたし・・・・・・応援するって言ったんだもん!」

「すまん!ごめん!恩に着る!この通り!」

「もう!良いよ!      そのかわり・・・・」

「そのかわり?」

「そのかわり・・・・・ママにナイショであたしとエッチ!」

「えっ?」

「あたしとエッチしろ!あたしのおっぱい触って!」

「なんだって〜!そ・・・それは無理だろう!それは出来ない!他の事にしてくれ!」

「ちぇっ!ちくしょう!やっぱり無理か!へへへ!ウソだっぴょ〜ん!嘘よ嘘!何もいらない!う〜〜〜そ!^^」

「ひゃ〜!またあの日に戻った気がしたよ!頼むぜ!」

「ごめんごめん!でもやってあげるのは本当だよ!」

「すまん!頼む!」

「でもやっぱり変だよ!」

「うん?」

「普通これって逆だよね?」

「うん?」

「普通は男の方が女の体を欲しがるものなのに・・・・・これって完全逆!」

「い・・いや!あまり深く考えないほうが・・・・」

「ま・いいや!惚れた弱みよね!それよりこれ!」


P子ちゃんは財布から一枚の名詞を彼に渡しました。


「これは?」

「確か以前、あの男から貰った事を思い出したの!これ!あげる!」

「あ・ありがとう!た・助かるよ!」

「でも・・・・・・」

「でも?」

「この男にあまり深く関わらないでね?これは約束!本当にこの男、少しやばいよ!」

「・・・・・・・・」

「本当に約束してね?絶対だよ?」

「うん・・・・・」

「お願い!ママの事は諦めて? ううん!あたしのとこに来てとは言わない!でもママはダメ!」

「どうして?」

「ママはあぶないよ!あたしもママの事、まだまだ知らない事多いし、それにこの男が危険すぎる!」

「なら!なぜ?この名詞を俺にくれたんだ?」

「迷ったわよ!当然でしょ?本当に迷ったわよ!でも貴方は誰に何を言われたって絶対諦めないでしょ? どうせあたしが今渡さなかったっていずれ知る事になるわ!なら早い方が良いと思って!それにあたし貴方に約束したもん!協力するって約束したもん!!!」

「・・・・・・」

「お願いだから諦めて?  そしてあたしを・・・・・・・・」

「分ったよ!危ないと思ったら諦めるよ!それに俺はそんな根性無いし肝っ玉小さいから!」

「本当よ!絶対よ!」

「分ったよ!」


彼はP子ちゃんのおかげで男の所在が判明し、なにやら一歩、男の影を踏んだ気がしたのでした・・・・・・・・





つづく



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はいむるぶし 名無しさん へへ!惚れましたね!バーチャルな恋愛ですね!ちなみにP子ちゃん!本当に可愛い愛くるしい娘です!でも!私には何の感情も持ってくれてませんでしたが!ちくしょう!^^ (09/09/28 12:29)
はいむるぶし ここへさん まいど!^^ちなみにどうして「ここへ」なのでしょうか?このHNの由来は?では次回まで!^^ (09/09/28 12:25)
名無し 「ごめんなさ〜い!お詫びにおっぱい触る?」P子ちゃん最高w 最強のキャラですwww (09/09/27 19:50)
ここへ なぜ友人はその男を気にするのでしょう?その男と関わって危ないことになるのかな? (09/09/27 18:01)


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