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Author:ゆーと ( Profile )

 ■ 2014/01/31 (金) I think so...


「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」
何気ない言葉とその感触…。

惹かれていく自分が居て、そんな場合じゃないだろうって思う自分が居て。
自分の制御のために、切り離して整理するために閉ざした1日。
その子は、普段僕に連絡していた事を、僕じゃなく別の人に伝えた。僕の目の前で。
嫌われちゃったかな。仕方ないね。そう思った。

翌日
僕はまた普通に話をするようになった。
現場が休憩に入り、事務所もひと段落。そんな時。
その子はいきなり僕たちに瓶を渡した。見るとそれは栄養ドリンク。
「どうしたのいきなり?」
帰ってきた答えは、昨日僕が元気なかったからって。

…どうやってもこの子には勝てないなこれは。そう思った。
勝ち負けがどうって話ですらないのだけど。


今の職場の面々は家族に小さな子供が居る人が多い。
僕と一緒に異動してきた上司は、再婚した一昨年まで一人で子供を育てて苦労を知ってる。
理解と環境は不思議な程そろってると思う。
彼女が次に進もうとするその時まで、同じ笑顔があることを僕は祈ってる。




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ゆーと 小説から社会科学系の本まで色々読みましたよ。 深夜特急を代表とする沢木耕太郎さんの作品、渡辺葉さんや雨宮塔子さんのエッセイとか好きです。 そういえば僕も最近はゆっくりと読書してませんね・・・。 (14/03/05 01:02)
美希 ゆーとさんに許して頂けて良かった^^安心しました。ゆーとさんはどのような感じの本を好んで読んでこられましたか?私は乱読派でした。今は何故か本を読むのがツラいので購入してもページを開き… すぐに閉じてしまうのです。 (14/02/27 00:46)
ゆーと 気にしないで。大丈夫ですよ。 いつまでも磔にしているわけにもいかないので赦すことはどう歩むにしろいずれきっと必要になるでしょう。 それがまだだというだけですよ。 (14/02/11 13:33)
美希 ゆーとさん……ごめんなさい。 私、ゆーとさんの事を何も知らないのに余計な おせっかいですよね。 ゆーとさんは 精一杯 生きてるんですよね。私は ゆーとさんに失礼な…押し付けをしてしてますね。。。 (14/02/11 01:06)
美希 惹かれて読ませる…卓越した文章力のあるゆーとさん。 理系の においを私は感じたから どうしても ゆーとさんに聞いてみたかったの。 ゆーとさん 現実を直視出来ない弱虫な私を許してくれるのでしょう?それならば… ゆーとさんもゆーとさん自身を赦してあげて。 過去は変えられない…辛いけれど。 (14/02/10 19:14)
ゆーと >美希さん 歓迎しますよ。また来てください。 理系か文系か、どうなんだろう?理系の要素が強い文系だと思います。 (14/02/08 19:13)
美希 ゆーとさん ありがとう(;o;)。私、前向きへの努力を頑張りますね。 ゆーとさん 私 また遊びに来てもいいですか? それと……ゆーとさんは理系ですよね? (14/02/06 00:36)
ゆーと どうしても難しいならまだお線香あげに行かなくてもいいのかもしれない。まずは美希さん自身が前を向けるようになりますように。 その人も、ただただ悲しんでる美希さんじゃなくて前向いて歩いてる姿を見たいだろうから。 まずは少しずつ前向いて、それから会いに行けば良いと思う。 (14/02/05 23:51)
美希 私は本当は壊れなければいけないの……。だけど、現実は知りたくない。大切な人を亡くして 2年未満になっても まだ お線香をあげに行けないんです。近くまで行くけど勇気がなくて……だって遺影をみたら 現実になるから。 胸が痛くて苦しくて後悔してる。今の私は大切な人が亡くなったなんて事 受けとめられないんです。 私は ずっと 動けない…このまま。 (14/02/04 21:16)
ゆーと 離れられないから。僕はまだ僕を赦してないから。それでも前に進むのは、進もうとするのは、そうしないと「生きたい」と願いながら死んでいった人たちに失礼だと思うから。ただそれだけですよ。 (14/02/03 22:55)
美希 ゆーとさんは壊れてから2年……破壊の次は何れ、やってくる再生ですね。 何故ゆーとさんは 態々、波打ち際に砂の城を築こうとするの? 波打ち際から離れる事に恐怖してるから?それとも別の理由ですか? (14/02/03 15:56)
ゆーと >美希さん  はじめまして。僕は既に壊れた後なんです。そしてそこから2年。まだ立ち直ってない。 形作る端から波にさらわれる砂の城のように消えてしまってるのが現状ですよ。 (14/02/03 01:59)
美希 はじめまして(__)ゆーとさん 透明感と繊細…壊れてしまいそうな想いが相反して 逆に強さにも似たゆーとさんの思考。生きている悲しさに目を背けている私とは違い ゆーとさんは生に率直で……それを建設的に形作ってるから ゆーとさんはゆーとさんのそのままで…。 (14/01/31 15:42)


 ■ 2014/01/14 (火) Can you become...?


定年で辞めた人の変わりに派遣で女の子が来た。
「ちゃんと護ってあげるように」という課長の言葉。
それは、来る外部の運転手の下衆な行動からって意味でしかないのだけど…


話を聞くと、色んな事情を抱えてて。
前の彼女が抱えてたのと同じ事情。人数的に半分。
その前の彼女が抱えてた事情。ある意味期間的な意味で半分。
まるで、「護れなかった」その現実を突きつけるように。
そして、その事情は派遣会社の意向で上の人たちからは隠されてる。そんな事情も。

やれやれ、僕はKnightになんかなれないよ。そんなことは解ってる。
それに、僕はまだ自分自身を磔にした十字架から下ろしてすらいないってのに。

それはまるで過去が「忘れるな」と叫んでいるかのようで。
解ってるし忘れない。
自らの手にその力は無いことぐらい。
身の程は、ちゃんとわきまえるよ…。


http://www.youtube.com/watch?v=mlRvjBX4tKQ


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ゆーと 詩人と言われるようなことは何も書いてないと思うけど・・・ (14/01/31 01:08)
記入なし 詩人やのう… (14/01/14 01:00)


 ■ 2014/01/06 (月) In this little world


年末年始、特に何をするでもなく。そんな日々。

大掃除して、走って、ゲームして、少し出かけて、NGOの会報のWeb版を更新して、
そして、映画を見た。自分の家でだけど。
「僕たちは世界を変えることができない」
大学生が、カンボジアに小学校を建てるお話。

僕が今のNGOに関わるようになったばかりの頃、見つけた本。
当時はまだその小学校の維持のために出した自費出版の本。
今は、少し内容を改訂して(主に下ネタ部分)文庫で出てる。
映画は、名前を変え、脚色を色々入れてフィクション化してるけど、
そうやって学校を建てた。そんな人たちが居たのは事実。

その活動から波及してか、今は途上国支援の大学生サークルって結構あって、
この映画の元になったサークルも、同時期に始まったサークルも代替わりして続いてる。
おかげさまでか以前は大学生とかいたうちのNGOにそんな人は一人も居ない。
で、学校を卒業するとそれどころじゃなくなるのが大抵なわけで…
うちも見事に高齢化社会。

どうしたものかねぇ…
そんな事を思いながら僕が今の所に参加する前に候補にしてた別のグループを検索してみた。
全部、無くなってた…

なんだかなぁ…
とりあえず、今そこにあるもの、頑張っていかないとだね…


http://www.youtube.com/watch?v=MgH5xIv3hUk


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