アラ還の愚行記。

うつ病が回復して仕事復帰を考えた時、ITの仕事はストレスが多いため引退しようと決め、他にできる仕事を模索した。
模索するほど候補があるわけではないが、需要が多いこと、この年でも転職可能だと言うこと、以前より福祉には興味があったことなどから、介護職に目を向け、入門的研修と初任者研修を取得した。
現在はITの仕事をしているが、いつ介護職に転職してもいいようにと心がけてはいる。

ただ、ここに来て、介護一本という考えも少し揺らいできた。
コロナ禍を経て人材不足が顕著になり、飲食や観光業、ドライバーの求人のハードルが下がってきたことに起因するが、特にスコープ外だったタクシードライバーに可能性を見つけてみたい気がしてきた。

タクシーはドライバーが減る反面、ニーズは上がってきているようだ。
しかも今はタクシーアプリによる利用客が多く、昔のように街中を流して客を探す苦労もなく、料金トラブルもないというケースもあるようだ。
さらにライドシェアが普及すれば収入も上がると思われるし、働き方を効率的にしたり、自分の都合に合わせたりすることも可能になるかもしれない。そんなに甘くないだろうが、可能性を感じられるのは明るい話だ。

介護職は、責務が重い割に賃金が安い。
効率的に仕事をこなして収入アップできる業務でもない。

こういった事も踏まえ、バイアスを払拭して模索していくつもり。