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日々の記録 |
■ 2004/12/30 (木) 2004年最後の日記 |
もう今年も残すところあと1日と数十分になりましたが、今年は今年一年をあらわす字である「災」が示すように本当に天災が多かった年ですね。26日にもスマトラ島沖の大地震とそれによる大津波でインド洋の周辺諸国では大規模な被害や7万人以上もの犠牲者(数は今後も増えそうですが)が出るという大災害が起こり、また日本では28日に新潟中越地震の震源地付近で大きな余震が発生したりとか年末にもかかわらず何が起こるか分からない状況である事が否応無く感じられました。人間の都合と地球の都合(ましてや宇宙の都合も)は相容れないものがあるようにも思えます。
今年一年に関する自分自身についてはクリスマス・イブの日記にも書きましたが、改めて考えてみれば自分の物事に対する浅はかさやら物事が上手くいかない事に対して学生時代以上の苛立ちや憤り、怒りやらを面に出していた年であったように考えられます。年初めはまだ院生でしたがそこでも修論提出に必要な指導教授の印鑑を指定された時間にもらいに行かず、パニックになってしまった事(その時は指導教授不在という事で論文提出は認められましたが)に始まり、後はこの日記を読めば分かりますが、自分の趣味をめぐって親と衝突したり、学生時代に将来について何も考えずに「今が楽しければそれでよし」という生活を送ってきたツケを痛いほど感じさせられました。また自分にとっては辛すぎて、他人から見れば馬鹿馬鹿しい人生についてネットを通して訴えようと思い、いくつかのお悩み相談系サイトを巡っていた私が本サイトと出会ったのも今年でした。 先日の日記における皆様の御意見の中に私が自分の趣味や嗜好とは無縁の一年でしたという事に対し、私の心と頭の中では決して無関係でなかったとのご指摘がありましたが、この事に関してはその通りとしか言えません。というよりも私は小学生時代から何かを支えにしていかないと自分が生きていくのが辛く感じてしまうという体質である事もあります。小学生時代はそれがファミコンであり、現在ではSF小説だったりコミックや音楽だったりします。そのようなものが自分が現在行っている就職活動を邪魔していたのかどうかについては、自分でも決めかねません。本業をないがしろにしてまで趣味に没頭していた大学・大学院時代はともかく今年一年は色々な意味で制約がありましたので邪魔になっていたとは思われません。むしろ自分の能力不足、というよりも怠けた生活を送ってきた人間のなれの果てなのではないかと考えています。 私は今年一年よく親に「もう河原しか行く場所が無い」という事を嫌というほど言われてきました。河原、要するにホームレスにしかなれないと言われて腹が立つことすらありました。自分は小中高大院と所属していたクラスやゼミで存在自体が迷惑な人間(中学時代は障害児呼ばわりもされたくらいに屈辱的な事もありました)であり、普通の社会人になるために必要な事をもう小学生や中学生の頃から怠りまくっていましたが、もうこれ以上の転落人生とは決別したいです。世間一般で言われるところの普通の中学生や高校生、ましてや大学生としての本分を送る事の出来なかった自分ですが、これ以上社会や世間一般に対する劣等感を持ちたくないと思っています。 来年は少しずつでも普通の人間としての生活をしていこうと思っています。私の親が私を育てる上で必死になっていたのは、いわゆる社会で普通に通用する人間にするためであって、決して自分を社会のトップエリートなどにする事では無かった事をようやく20代も半ばを過ぎてから理解出来たという有様ですが、特別に優秀でも特別に劣悪でもない普通に物事がこなせる人間になる事は親孝行にもなるとは思いますが、何より自分のためにもなるのではないかと思われます。そしてまた日常から愚痴や屁理屈が減るようにも務めていこうと考えています。 年末年始はテレビではあまり面白い番組がそう多くあるようには思えず、公立図書館に至っては何処もかしこも休みで退屈過ぎたりもしますが、ここ数年間は修士論文執筆の苦しみ(アイディア不足や歴史に対する認識の欠如など)以外印象に残るものがありませんでした。今年の最後および来年の年初めも決して快いものではないと思われますが、少しでも気分を転換できたらいいなと思っています。皆様、よいお年を。 |
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コメント
幸運を祈る 今年の事は忘れて、来年新たにいきましょう〜。自分はそう考えないと辛くってですよ^^; (04/12/31 12:39)
ぽん太 今年1年がMOTOAKIさんの今後を左右するキッカケになったのは確かなようですね。陳腐な言い方ですが、常に前向きに頑張って下さい。良いお年を! (04/12/31 00:07) |
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