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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2013/12/26 (木) 年忘れ  〜「恋チュン」に踊った日本〜


「恋するフォーチュンクッキー」
http://www.youtube.com/watch?v=snUon5l5cto

今年は自分にとって大変な年だった

4月の異動で「ブラック部署」と陰でささやかれる激務の課に異動になった
休日出勤、どころか深夜2時、3時に呼び出されることが当たり前の部署
メールはすぐに容量がいっぱいになる
さまざまな会議に出席しなければならず、初体験の業務内容をクライアントに
うろ覚えで説明しなければならなかった
6月に入るあたりでノイローゼになり上司に異動を願い出たが聞き入れられなかった

「彼女」と付き合い始めたのは、そんな5月下旬頃
僕の職場の3年期限のアルバイトで、今年3年目だった
つまり去年も2年前も知っていたのだが、特段意識することもなかった
そんな彼女が3年目、髪型をショートヘアに変えた
今から考えればそれが何かの予兆だったような気がする

付き合い始めたきっかけは図書館だった
そう、最高裁判所の向かいにある某図書館である
資料調査に通っていた僕と英会話スクールに通っていた彼女は
そこで毎週のように顔を合わせ、そこから・・・

生身の女性を身近に感じたのは20年ぶりくらい
半年の間だけだったが本当に幸せだった
正直言って「ありがとう」とはまだ素直に言えないが、
時間がたてば、懐かしく振りかえれるに違いない

彼女が去った今の自分には山積みの仕事しか残っていない
しかし、それでもいい
「恋するフォーチュンクッキー」の曲にもあるではないか
未来はそんなに悪くないよ 人生捨てたもんじゃないよね  と



サイコロ 様 いつもコメントをいただき本当にありがとうございます
その他のコメントをいただいた方にも御礼申し上げます


今年もあとわずか
皆様にとって新しい年がすばらしい年でありますように













お名前   コメント

サイコロ あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。 (14/01/01 00:01)
サイコロ 今年も、あと数時間になってしまいました。たいしたコメントはできませんが、これからも拝読させてください^ (13/12/31 21:04)


 ■ 2013/12/02 (月) 黄昏流星群


黄昏流星群の中に「老星は死なず」という短編がある
自分と彼女との間もこの話によく似た関係だった

今でも・・・彼女とは課は違うが同じ職場だ
廊下ですれ違うこともあるし、給湯室でばったり顔を合わせることもある

当然、顔を合わせるのを避けているつもりだが、
心の奥では逆のことも考えているのかも

どうやら僕はいい年をして大変恥ずかしい勘違いをしていたらしい

忘れるのは時間がかかりそう
仕事は激務でキツイ、しんどいです



お名前   コメント

サイコロ 私ごとで恐縮ですが、最近、仕事からは干された感があります・・・理由はいろいろなのですが、一番は出世街道から降りたくなったことが理由です・・・仕事は激務ということですから、お体をご自愛ください。 (13/12/05 22:02)
サイコロ ところで恋をすると男女とも若々しくなると言いますが・・・あれは本当ですね。私も・・・一昨年でしたが、久しぶりにあのドキドキ感を^・・・一生のうち、恋のできる期間は瞬く間です。それに男女の仲なんて、恥ずかしいことだらけで、何があってもおかしくないのであります。 (13/12/05 21:46)
サイコロ 黄昏流星群って奥深い作品が多いですよね・・・スパー出世物語なんかと違って、原寸大の人間模様が実に切ない・・・それでいてほろ苦く、しかし、ほっとする場面もあって・・・ (13/12/05 21:38)


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