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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2016/02/27 (土) 喧嘩しないで暮そやないか。


喧嘩しないで暮そやないか。すえは互いにこの姿(骸骨の絵)

私の今の上司のデスクには、この「標語」が貼り付けてある

武田信玄の「風林火山=疾きこと風の如し、静かなること林の如し、侵略すること火の
如し、動かざること山の如し」、あるいは徳川家康の「厭離穢土、欣求浄土」のようなどうやらこれがこの人の「旗印」であるらしい。

毎日決裁を持っていくと必ずこの標語が目に入る。
気になってネットでひいてみたら
伊達正宗に仕えた雲山従人という禅坊主の一句だそうだ。

なるほど、しかし確かに一理はある
実社会で働いていると、いや人生を生きていると
腹の立つことはいくらでも出てくる
私の職場でも声を荒げての怒鳴り合いはしょっちゅうだ

しかしその怒りとはいったいどれほどのものか、気が静まって思い返してみれば
たいしたことではないことがほとんどだ。

しょせん人生は長くても80年程度
無意味な「怒り」は時間と労力のムダだ
どうせ最期は誰もみな「骸骨」になるのだから・・・・









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