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不信のときAuthor:伊藤 博文 ( Profile ) 心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。 〜聖パウロの言葉より〜 |
■ 2012/03/14 (水) 貂(てん)の尾を 輪違いに振る 関ヶ原 |
司馬遼太郎の「馬上少年過ぐ」という文庫本のなかに「貂の皮」という短編がある
豊臣秀吉配下の賤ヶ岳の七本槍の一人、脇坂安治の物語である。 ちなみにタイトルにある「貂」の皮は旗指物、「輪違い」は家紋、 関ヶ原の戦いで小早川秀秋の裏切りに呼応して、 さっきまで味方だった大谷刑部隊を攻撃したことを皮肉って作られたものである。 江戸時代の俳句なのだが、なかなか秀逸な出来と思う。 彼の履歴を書くと長くなるので略するが、足軽出で、末は五万石の大名、 その子孫には幕閣老中になるものもあった。 家系は五万石のままだったが、明治まで続いたのだから成功者といっていい サラリーマンも同じ、何も大封を得るだけが能ではない 安易な転職に走らず、要は状況に応じて生き残ることが肝心では・・・? |
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コメント
サイコロ ところで・・・それができますかな^^ (12/03/15 00:52)
サイコロ 生き残りを賭けた戦国時代・・・最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である・・・ですね^ (12/03/15 00:46) |
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