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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2012/01/12 (木) こころ(夏目漱石)


この小説は高校時代、国語の授業で習った

古典漫画の「めぞん一刻」でも五代裕作が教育実習でこの小説を使っているので
実際、授業でとりあげている学校が多いのかもしれない

僕はこの小説にでてくる「お嬢さん=奥さん」のファンだ

「静」という名の色白の美人で、
かしこいけれどコケテッシュで、そしていかにも着物が似合いそうな
明治のハイカラさんだ  琴や生け花はどうやら苦手らしいが

主人公はこの彼女にさんざん振り回される
まあ男なら誰しも身に覚えのあるような・・・

小説を読んでいい女だなあと憧れたのは、この彼女と
三浦綾子の「氷点」にでてくる「辻口陽子」くらいだろうか


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島ちゃん 後期の「彼岸過迄」「行人」「それから」もいいですよ。夏目漱石はハズレがありませんね。 (12/02/10 23:21)


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