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不信のときAuthor:伊藤 博文 ( Profile ) 心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。 〜聖パウロの言葉より〜 |
■ 2011/08/28 (日) 弱み |
民主党の代表選挙の合同記者会見をみていたのだが・・・
党内最大派閥の小沢グループの支持をとりつけた海江田氏が 現在のところ数的に優勢だそうだ 合同記者会見でも小沢氏の処遇についての厳しい質問が飛んでいた その度に海江田氏は言葉を濁しあいまいな態度に終始していた 僕はこの様子をテレビで見ていて なぜかプロ野球の元楽天監督の野村克也氏を思い出した 野村氏は南海時代はプレーイングマネジャー、その後ヤクルト、阪神、楽天の 監督を歴任した名監督である 僕も彼の本を多く読んでいるし彼のファンであり 今の球界では並ぶもののない「野球博士」だとも思っている しかし監督時代の彼には1つだけ弱点があった いや弱点というより「弱み」というべきか それは「家族に甘い」ということ 監督時代、打率・盗塁阻止率ともそのレベルにない息子のカツノリを 1軍のベンチに置き、スターティングメンバーで使った あれは周囲の人間たちのゴマスリ行為だったのかもしれないが それでも最終的な決定権は監督にあるはず あれで白星を落とした、いや落とす危険にさらした試合は 決して少なくあるまい また妻君のサッチーの脱税行為や選挙戦における学歴詐称を 見通せなかったこと 普段、選手たちには私生活でも厳しいことを言っているだろうに・・・である 元南海ホークスの鶴岡一人監督は息子の泰氏がドラフト会議で指名にかかったとき 「お前なんか契約金1円の価値もない」と入団を断念させたそうだ 鶴岡氏と野村氏の人間的な大きな差はそこにある ひるがえって民主党の代表選にもどると 海江田氏はたしかに選挙戦を有利に戦うに違いない しかし人前で涙を見せる気の弱さに加え、党員資格停止中の小沢氏と 取引して「数」を手に入れた「弱み」が、 もし民主党の代表になり内閣総理大臣になったときに どう出るか・・・・ これが僕の杞憂でなければよいが |
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