仕事が1年続かない男の心情手記

これは致命的だと思う。どこまでいっても自分の気持に節目が作れないからだ。惰性の渦にはまるとそこから抜け出すきっかけすらない。

きっかけはいくつもあり、それなりに生かしてはきたが根本的に変えるチャンスは逸してきたのだと思う。

社員でやるべきか？社員でやるべきか？社員でやるべきか？俺に本当にそんな気概や根性があるのか？これまで幾度となく繰り返してきた、自分のキャパシティオーバーの自滅を繰り返すのではないのか？

さりとてうだつの上がらないバイトでは生活だけでかつかつお金を貯めるにも難しい、時間はあれど果たしてその時間をどれほど有効的に活用しているかという問題になる。

社員になったからといって今回の職場では時間がなくなってしまうということはなさそうだ。それはこの1ヶ月、様子を見ていて実感したところだ。

それなりに困難や失敗はあるだろうが社員でやってもやれる気配はある。

徹底的に自分の中で骨となるものを失ってしまったのだろうか？俺の夢は絵に描いた餅になってしまったか？

今まで、夢があるからそれに向かって邁進できた気がする。最近、問題なのはやはり自分を信じてないということだろう。どうやって自分自身を信じればいいだろうか？

これっぽっちもこれまでを肯定する気になれない。さりとて、改善する手段もわからない。人のいうことを聞けといわれても、それも納得も信じることもできない。

自分で考えても答えが出ない。こんなことはかつてなかった。たいていの問題はどんなに複雑でも自分なりに活路は見出せた。

今回の職選びの決断は、極めて消極的だったかもしれない。消去法だったように思う。結局、俺には新聞配達しか今は能がない。しかし、それは手段であり、目的ではない。

俺はどこまでも中途半端だ。

何を基準にすればいいだろうか？俺にはこんがらがってしまってわからなくなってしまった。

しぼれない。無理やりにでもしぼるべきなのか？

社会性の欠如が一つには言えることかもしれない。社会の外側で生きている気がする。極めて姑息な感じがしている。

自分との約束を守れない。自分への約束に価値を持っていないということか？それは最低だ。最低極まりないことだ。

夜は長い。考えられるだけ考えてみよう。今あるものは変らない。この材料で何ができるか？どう自分に価値を見出すか？