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原点に帰る

Author:やっちゃん ( Profile )
毎年正月に去年を振り返り健在を知らせます

 ■ 2016/01/03 (日) 昭和91年 謹賀新年 賀正 迎春


積雪が無く、暖かく正月という実感の無い正月である。

音沙汰の無かった10km離れた「過激派」からお節と商品券の差し入れ。

でも、ただの差し入れ方ではない。

玄関先まで来ておいて呼び鈴も押さず置いていって後でメールが来た。

「お節置いて置いた。商品券はポストに」

まるでお供え物を置いて行くような、奴らの得意技「親切意地悪」である。

「お前の安否など気にしていない、第三者から見ても最もな事はしている」という自分を腐らせない為の演技。

10kmしか離れていないのに、もう3年も顔を見ていない。

だが決して意地の張り合いではない。

私は過去の事を3年も経ったのだから、「人間なんだから魔がさす事もあるだろう」と許すつもりだが、あっちが未だムクれている様だ。

ISに対する空爆などのニュースを見て平和には武力も必要と実感。

今まで大目に見てきたが、私も男として人間として、「やられたらやり返す年」にすべく「反撃」を決意。

「受け取りました。今度、御礼をしますね」

と返信した。

「御礼」をどう受け止めたか怖じけ付いただろうか。

己のした行動に「疚しい心」が無ければ、何も怖じけ付く事は無かろうに。

普段大人しい人が反撃にでると人間心理としてその「対象」は怖じけ付くらしい。

その「御礼」とは

通院の帰りに線香やろうそく、入れ歯安定剤、お菓子や果物、と墓石の宣伝のチラシで包んで段ボールを「お供え」していくという戦略。

心を少しでも軽くしたい、解ってほしい。

そして自分のした事を客観的に見てほしい。

「嫌み」と捉えずに。

仕事Bが再開したが、アケオメの一言も無かったし、発する事は無かった。

年賀状は、仕事D上司からの同僚全員に挨拶代わりと思われるダイレクト風のやつと、車のディーラーからの初売りの宣伝を兼ねたもの、日本郵便株式会社の代表からの挨拶状みたいなのだけだった。

したがって、無いも同然。

今、円満でない者にこそチャンスがある。少なくても自分には。

生活を「善くしよう」というエネルギーが半端じゃないからね。少なくても自分には。

平和ボケしている輩は良くて停滞、下降する時に差し掛かる傾向がある。




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