ひたすら無職な感じ -solo-

生憎の雨。
数日は、このような天気が続くようだ。
たまには文体を変えるのもいいだろう。
そういう時もあるということで。


先日のオランダ戦。
何と言ったらいいのか、消化できずにいる。
サッカー素人なりのモヤモヤがある。


開催前の状態から考えると善戦したと言えるのかもしれない。
しかし、それで本当にいいのだろうか？と思う自分がいたりする。
大敗しなかったのは、それなりに収穫があったのかもしれない。
しかし、零封が期待できない状態で勝ち点をとるためには、
得点が必要だ。
1トップの位置に本田を起用。
実質、0トップと言うべきか。
ボールが収まるのならまだ良かったのかもしれないが、
結果は失敗。
オランダの選手数人に囲まれ、収まらず、機能して
いなかったように思う。
本田がいるはずなのに、実際にはいないのと同じようなものだ。
どうにも適所で使われていない。
これは岡田の問われるべき責任の一つだと思う。
ポストプレイのできるFWなりを複数選考していない、
使わないことが理解できない。


後半の選手交代。
得点をとるための交代だったように見える。
しかし、岡田は「現実」を見ていたのでは無かったように思う。
ある意味、“現実的な帳尻あわせ”と言えないことは
ないのかもしれないが。
勝とうとする意志そのものを放棄したようなものだ。


我が国の10番を背負う選手を見ていた。
ボールを受けるために“すら”走らない。
あっさり潰される。そこからの逆襲を招き、
あわや追加点の場面を「演出」。
判断が遅く、悪く、チャンスを潰す。
見ていてイライラしかしなかった。
コンディションが悪いのか、能力が激しく劣化しているのか
定かではないが、何もできないのなら必要ない。
後半終了間際、試合開始時からプレイしているDFの選手は
前線に上がって必死にボールを追って走っていた。
あの姿を見て何とも思わないのか？
試合後のコメントの一部。
「ミスもあったけど、一応仕事はみんなでできたとは思う。」
お前が何をしたんだ？と言いたい。
トライしてミスをするのならまだいい。
トライどころか、走らない、攻めない、守らない。
代表としての自覚も、戦う気持ちすら感じられない。
あんなプレイをするのなら必要ないと思う。
挙句、岡崎が決定機を外したことには言及している。
自分の反省は何も無い。
何も無いのだ。
今の中村は、ただの足かせ、腐った林檎だ。
攻めることも、守ることも、走ることすらできない、
戦う姿勢すら無い選手に何の価値があるというのか。
最初から必死に走っていた松井に代わる価値は
微塵も無いと私は思う。


本番で使われたということは、これから先も
また使われるのだろう。
あんな選手が自国の代表としてプレイするのかもしれない
と思うと残念だ。
得点がとれないのは一選手だけの責任ではないのは
百も承知している。
私が残念に思っているのは、それ以前の問題だ。
ベストを尽くすことすらできていない。
それがまかり通っている。
これで気持ちよく応援しろと言われても難しい。


今できる最善の準備をして、最善のメンバーで、
最大限のトライをして欲しい。
それを切に願う。