独身中年・最底辺の日々

お久しぶりです。
人間、意志の強い人はどんな逆境や苦境に立たされても立ち直るものですが、意志薄弱な人間がそうなると、どこまでも怠惰な方向に転げ落ち、本当にどうにもならない究極ギリギリの状態まで惰性を貪り続けます。

・・・ここで、おそらく比肩する者がいないであろう怠惰を貪る、或る人間・・・「Ｙ」という独身無職中年の事例をご紹介します。

Ｙは四十路になる独身バイト中年だったが、解雇され完全無職になった。
貯金無し、独り暮らし、借金まみれ、友人知人恋人などの人間関係皆無。

辛うじて失業手当が支給されるも、焼け石に水の金額。
危機感は一応あるらしいが、就職に直接繋がる積極的活動をなかなか・・・起こさないのか、起こせないのか・・・。
職安に頻繁に通い求人情報は確認しているが、面接申し込みにまでは至らない。

では日々、金も無いのに何をしているのか？

独り暮らしだが一応外出欲はあるらしく、昼前頃には何処へともなく出かける。
そして、行き着くところといえば・・・図書館、公営ギャンブル場の二択。
そこへ行って何をするのか？ただダラダラと歩き回っているだけ。

そして日が暮れてくると、各牛丼屋で一番安い組み合わせを考えて喰らい、帰宅。
部屋では粗悪な焼酎や缶チューハイをあおりつつ適当にテレビやネットを眺め、気持ち悪くなってきたら寝る。

たまに遠出したかと思えば、金も無いのに立ち飲み屋に行き、楽しくもなれないのに周辺の街をブラブラして更にコンビニで酒を買い足して呑み歩く。
深夜になると、帰ろうにも飲酒運転になってしまうので、結局サウナに雑魚寝で泊まる。
飽きたらとりあえず帰宅するが、帰宅した所でまた同じ事の繰り返し・・・。

アパートでの自炊も面倒臭くなり、近頃は格安スーパーで１００円以下のカップ麺を買い漁ってそれを喰らうだけ。

外出も面倒臭い時は、真っ昼間から焼酎をあおりはじめ、適当にネットで動画を流しながら延々と呑み続ける。

・・・そして、気持ち悪くなったら失神するように寝る。



どうでしょうか？なかなかの糞人間っぷりではないでしょうか？

皆さん、もしこんな蛆虫以下のクソ中年に何か言葉をかけるとしたらどうしますか？