これ程の屑はいるのか？

皆さん、大変遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

年末の日記から今日まで更新をしなかったのは、就活に明け暮れていたから・・・というわけではなく、単に怠惰を貪っていただけだからです。なにしろ堕落者ですので。

大晦日は一応実家に戻ってはみたのですが、特にやることもなく、「ガキ使」が終わり年明け早々の深夜にバイクでアパートに戻りました。
途中、ある八幡宮の前を通過すると初詣客が田舎にもかかわらず大勢歩いてました。
私は毎年、一応元日に初詣をしていたのですが、今日は遂に行きませんでした。
毎年初詣に行ってるにもかかわらず特に良いこともないので、逆に行かない方がいいのではないか・・・という支離滅裂なこじつけで自分の怠惰を誤魔化しました。

アパートに戻ってからは、相も変わらずのオートレース観戦。無論、賭ける金なんてないので完全に「観戦」です。

オートレースといえば、ニュースなどでご存じの方もいらっしゃると思いますが、４０数年ぶりに誕生した２７歳の女性オートレーサーが不幸にも練習中の落車事故で殉職されました。
オートレースの一ファンとして、非常なショックを受けました。
オートレースは他の公営ギャンブルに比べ、殉職者が非常に多い気がします。
私がオートレースを見始めてから２０年以上になりますが、その間にもかなり記憶しています。

こういった、夢と気概を持って生きている若者が亡くなるというのは非常に切なく、やるせない思いです。
と同時に、私のような汚物以外の生産性を持たない無職中年がノウノウと生きながらえているという現実を考えると、神仏の類など存在しないことがよく分かります。

レース場の門には、献花台に彼女の写真と記帳ノートが置いてありました。
手を合わせていく老人、結構な文章量で記帳していく若者・・・そんな中、私は合掌することも記帳することもできませんでした。
何というか、今ここで自分が生きていることがたまらなく申し訳なく思えました。
そして、その後ろめたさから彼女の写真を直視することもできず目を逸らし、レース場を後にしました。