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爺放談 |
■ 2014/06/29 (日) JRAに捧ぐ |
競馬をこよなく愛する人はたくさん居る。
以前は私もそのうちの一人だった。 特に重賞レース(G1)は胸をときめかせたものだ。 1983年の天皇賞(春)このレースで優勝した「アンバーシャダイ」は今も記憶に鮮烈に残っている。 その次に印象深かった1991年春 弥生賞で後方からの追い込みで見事な優勝を果たした「イブキマイカグラ」 先行逃げ切りで圧倒的な強さを誇った「ミホノブルボン」スティーブマックイーンが好きな馬主が放った嵐山ステークスで鮮烈な強さを見せつけた「メジロマックイーン」 関東馬優勢の時代に終止符を打った白い稲妻「タマモクロス」・・・ 上げだせばきりがないのでここらで止めるが、競馬という物は歴史が深く、これに魅了された人々はかなり辛酸をなめている事だろう。 競馬ファンを称する人達はどこにでもいるが面白いのはそれぞれが個々に予想スタイルが違う点だ。 しかしこの予想スタイルは大きく分けて2種類がある。 馬の実力を重視するスタイルと八百長とするスタイルである。 私が競馬に熱を上げていたときの予想スタイルは後者の「八百長」であった。 競馬ファンの多くは「実力」重視が多数であろうが私は違った。 なぜなら「八百長」という根拠を示す事柄を複数見出したためだ。 競馬という物は基本「馬主」という競走馬の持ち主の意向が優先される。 「馬主」には2通りのタイプが居る。 「名誉」を重んじるタイプと「実」を重んじるタイプだ。 「名誉」を重んじるタイプの馬主は「必勝」を目指すタイプで「実」を重んじるタイプは「入賞」を目指す。 この2者は似て非なる物で、この2者が所有する馬が同じレースを走った場合レースの仕方が変わってくる。 名誉馬主は騎手にトップを目指さすのに対し実馬主は5着以内を目指せと支持する。 これの意味は実馬主はそのほとんどが「競走馬の寿命」を第一に考えるからだ。 一着を目指す事は往々にして馬に無理をさせ、競走馬としての寿命も短命に終わる場合が多い。 ましてや骨折などの事故にあった場合、その馬の生命は一瞬にして終わってしまう。 競馬を良く知らない人はビッグレースを勝った馬は引退後の種馬としての収益を言う人がいるがこれは本当に稀に見る事で、ほとんどの馬達は引退後は只の種馬となるか余生を牧場で過ごすか馬肉となるかである。 結局は競走馬としての収益はそのほとんどがその馬自身がレースで稼ぎ出すしかない。 であるから当然のことながら長生きをする、いわゆる競走馬としての寿命を最大限引き延ばすことが収益の鍵を握る。 昔「ランニングフリー」と言う名馬が居た。 この馬は実馬主にとっては理想的な競走馬だった。 オープン馬(重賞レース出走資格を有する)であるが大きな勝利は無く、しかし5着入賞が多数あり、9歳まで走り続けた名馬だ。 多くのオープン馬は引退が5〜6歳に対して9歳まで走り続け、しかも5着入賞多数はかなりの収益を稼ぎ出したのだから実馬主にとってはこれほど理想な馬はいないだろう。 だから当時この馬が出てくるレースでは、競馬を良く知っていてしかも予想スタンスが八百長と信じている人はこの馬をいの一番に捨てる事が出来る。 それはそうだろう、何せこの馬は5着入賞を狙っていて更に言うならせっかく一着を狙える位置に居ながらわざと手綱を引いて降着をする事が多々あった。 これはもう立派な「八百長」で、馬の実力を信じて馬券を買っている競馬ファンにはある意味裏切り行為に当たるだろう。 しかしこの裏切り行為は競馬界にはむしろ当たり前の行為で、現実的に名誉を欲する馬主より実を取る馬主の方が多い。 であるから必然的にこの行為は横行する。 この事以外でも競馬が八百長とする根拠はたくさんある。 馬の調教をする厩舎が閉鎖に追い込まれた事例が無いとか競走馬生産牧場の閉鎖も無い。 もちろんこれはJRAが特に関係している事が大前提で地方競馬においてはその限りではないがこの事を見ても不自然である。 騎手育成についても不自然な事が多く、特に際立っている事は「武豊」である。 いくら父親の威光と技術を受けづいているとはいえこの様な身長の高い騎手があの激戦を勝ち抜いていくなんて奇跡を通り越して神の域である。 武豊が登場した時の競馬界は収益が頭打ちでそれどころか下がっていた。 これまで競馬は男の娯楽でほとんどの女性は興味が無かった。 そこでJRAはこの女性層にターゲットを当てたのだ、これまでの競馬と言う娯楽に「清潔感」「スター性」「スター馬」を作っていったのだ。 競馬場のリニューアル、武豊というスター、オグリキャップというスター馬、そしてTVCMの活用とでJRAの思惑は予想以上の成果を上げて行ったのだ。 この八百長疑惑は何も日本が最初ではない。 競馬という物は本来ヨーロッパの王室や貴族の物でその中で興じてきたものだ。 であるから現在でもこの催しは格式が高く、特に重賞レースはヨーロッパ以外の国々が参加することも難易度が高くましてやそこで勝つことなど有りえない事なのだ。 特に特に「凱旋門賞」「英国ダービー」「ケンタッキーダービー」は世界最高峰でここで勝つことなどありえないだろう。 記憶に新しい「ディープインパクト」「エルコンドルパサー」「オルフェーブル」が負けたことは必然だったのだ。 八百長は何にでもある。 「競輪」「競艇」も当たり前にあるし世の中の勝負ごとに八百長が入り込まない物など無い。 一番やりにくいと言われている「野球」でもある。 しかしそういう見方は面白くない。 やはりなんでもそうだが「ロマン」という物を持ってみる事が一番楽しめ、一番熱くもなれる。 しかし熱くなれるが競馬の様な「博打」にはほどほどに・・・・・ |
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コメント
はいむるぶし まりあっち 逆でっせ〜〜!自衛官を守るためには法改正が必要でっせい〜〜!今のままじゃ何か有事の際でも無抵抗で死ぬしかありませんで〜!専守防衛はある意味誰かが人柱にならなければ抵抗できないのでっせ〜! (14/07/03 19:57)
はいむるぶし 関東方面隊さん そうでっせ〜!テラ銭はすごいでっせ〜!私もヤバいぐらいテラ銭持っていかれましたで〜〜!とほほ・・・ (14/07/03 19:53) まりあ 集団的自衛権が始まりました(/_;) 知っている自衛官の方が亡くなるのが怖いです。。 (14/07/02 22:51) 関東方面隊 なるほど と頷くしかありません 安部譲二が よく中央競馬会のテラ銭は ヤクザよりヒドイと書いてましたね〜 (14/06/29 23:32) |
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