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爺放談 |
■ 2008/10/08 (水) 波乱万丈4 |
長女の性格は非常に明るく、竹を割ったような性格に比べ、次女である2番目の姉は、物静かでおとなしく、口数の少ないおっとりとした性格で、長女とはまるで正反対の性格でした。
長女が結婚し、幼い私は家にもう長女が帰ってこないことが理解できず、いつも家族に「お姉ちゃんどこいったん?」と聞いては泣いて困らせていたそうです。 それを毎日のように見ていた次女が、長女の代わりを一生懸命していましたが何分性格がまるで違うので本当に大変だったと思います。 次女も既に社会人ですので長女と同様仕事をしながらです、しかも次女は出不精でほとんど休みの日は家から出ませんでした、そんな次女から見れば私はモンスターチャイルドです、また、長女が私を本当に良く外へ連れ出してくれていましたので、一度味を覚えた子供は大変で、特に私はそれまで多分楽しいことが無かったのが、この家に来て楽しいことばかり、本当に手に負えなかったのは想像に容易いですね。 で、次女は考えた、遊園地に行く柄ではない、海、山も縁遠い、色々考えた末行き着いたのが「そうだ、映画に連れて行こう、映画なら私も好きだし静かにしてくれるだろうし喋らなくても良い」と、そう考えたと思います。 それからというもの、次女の休みの日は月一で映画を見に行くことになりますが、当時は現在ほどマンガ映画は無く、私が始めて見た映画は「チャールトンへストンの十戒」 幼い私にはさっぱり分かりませんでしたが、その大画面の迫力だけでワクワクしたものでした。その後も「チャップリンの独裁者」「ベンハー」「猿の惑星」「小さな恋のメロディ」「風と共に去りぬ」等・・・ 私の映画は次女により初体験し、その後も大きく人生を左右することになります。 それから間もなく次女も結婚をし、残すは私にとって兄だけとなったのです。 次女も二人の子供を儲け、現在も幸せに暮らしております。 |
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コメント
ホームレス emuさん お褒めの言葉大変有難うございます。無い知恵を絞って一生懸命書いております、今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致します。 (08/10/09 12:23)
emu 文才ありますね。そこらのドラマより興味深く読ませてもらってます。次回が待ち遠しいw (08/10/08 10:24) |
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