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裏切った友達


 ■ 2009/09/10 (木) 大阪の日常にうとうと


大阪の街はどこか異国の匂いがすることがある。http://www.hotel-health.jp/

それは単に外国の旅行客がいるからとかでなく、大阪生まれ育ちのの方に囲まれているときにこのような雰囲気を感じるのだ。

ふらふらいつものごとく無職の私はあてもなく歩いていると、一件の料亭があらわれ、そこには、料理組合らしい建物があった。

何気に歩いていると、なんだか空気がおかしいことに、1秒ごと気づいていく。
歩いている男の風貌からもこの異様な空気感を出しているひとつなのだろう。

5分ほどさらに奥に行くと、明らかに料亭ではないことがはっきりわかる料亭宿とであった。

まだ時間が早かったのか、ほかの店はドアは開いているものの誰も軒先に立っておらず、きっとそれが当り前の光景で、店の奥に店主がいる事だと勝手に思い込んでいた。

だから何も不思議に感じなかったのだろう。

しかしこの一件の料亭をみて、私はこの現実をどう受け止めていいのかわからなくなりそうになり自分を取り戻すべくまっすぐ前を向きひたすらその店から通り過ぎた。

ようやく頭の中で整理し始めたとき。あの頃知人に聞かされた話を思い出した。

大阪のちょんのまはレベルが高い。

そうなのだ、ここがかの有名な「飛田新地」だったのだ。

この飛田新地は大阪のミナミでもなければキタでもない。もちろん六本木でもない。
まさしく私にとって、ここは日本だと理解しがたい日本で異国を感じられる1番の場所となった



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