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さよなら


 ■ 2011/01/08 (土) 秘密


実はこっそり「分子ガストロノミー」の勉強をしている。

「何なのかと?」と言うと、簡単に言えば、料理を科学するという事。
何とかと言う物理学者が、何とかと言う有名な料理人と組んで、料理を科学し新しい調理法を編み出したのがこれ。
とくに変わった事ではなく、調理師学校では「調理理論」として学んでいる事を、より実用的に使えないかと考えて勉強している。

科学的な事なので、大変難しい。
ですので、全ての技術を再度点検し、化学的に物理的に見直している。
それをパソコンに打ち込んでいます。

例えば、ゆで卵について。
ゆで卵と生卵の見分け方はなんなのか?
一般的には、くるくると廻し、長く廻っている方がゆで卵となる。

それはなぜなのか?
生卵の内部は粘性で液状で、生卵を回転させても、内部は回転しません。
ですので、内部の粘性と殻の摩擦により、すぐに弱まりゆっくりとしか回転しない。
ゆで卵は、全体が固体であるため、独楽のように回ると言うこと。

と言う訳だ。


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