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さよなら


 ■ 2008/08/10 (日) 死生観について


以前に安楽死について問題になった。病気が重く、もう助かる見込みのない人を死なせてあげるか、そのまま治療を続けるかなんだ。

助かる見込みのない人にとって、延命治療は地獄のような苦しみだと聞く。治療代も馬鹿にならないし、その為に家族に負担がかかるし、それが延々と続くのだから、患者にとって二重の苦しみなんだろうね。

安楽死が法で認められないのは、保険詐欺などに関わる可能性があるためか、命の大切さの為なのか、また他の理由がある為か、それは分からない。ただ場合によっては、安楽死は認めるべきだと思う。

もう助かる見込みもなければ、ただ生きているだけで薬による地獄の苦しみを味あわせるような事は、拷問にしか他ならない。しつかりと議論をして、法を決めれば死なせてあげるのも優しさだと思うよ。


以前、ある作家のペットに子供が生まれた。貰い手もなく育てられないので、崖から捨てたとの事。これがネット状で問題になった。虐待だの命がどうのこうのだと・・・日本では年間に犬や猫などが何十万匹と施設で殺されているのにね。

矛盾していますよね・・・飼い主が殺そうと野良にしようと、捨てられた時点で死んでしまうんですよ・・・ほとんどが。
その作家が言うには「子供が生まれた以上は飼い主の責任で、貰い手もなく育てられないなら、飼い主の責任で殺してあげるべき」と答えたのだ。
これには、私も納得した。反対する人は自ら手を下さないで、何を偉そうな事が言えるのだろうか。私は飼い主としての責任は十分に果たしたと思う。

それにうちのおばぁちゃんも、昔同じような事を言っていた。
昔はそうだった・・・それが当たり前だった。

明治時代、家が貧しく障害のある子供が生まれてきたり、必要以上に子供が出来た時「育てられない」と判断した親は、生まれたばかりの我が子を川に流したり、流産させたりした。それが親としての責任なんだろうね。


世の中、健康な人でも人生に失望し死を選ぶ人がいる。家庭の事情で死を選ぶ人もいれば、借金などで苦しむ人・中絶をする人、親の介護に疲れて死なせてしまう人もいる。

生きると言うことは大変なんだ。
辛いし苦しい事もたくさんある・・・もちろん楽しい事もうれしい事もたくさんある。
それで死を選んでしまうののは、その人にしか分からない事情があるし、他人が干渉するべきではないと言うのが、私の考えだ。

ただし、心配をしてくれる人・気を掛けてくれる人がいるのであれば、一言相談をするのがよいと思うよ。そんなに人の心は冷たくないからね。


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下っ端公務員 延命治療の中止などは、認められているよ。  (08/08/10 21:39)
あおねこ 下っ端公務員さん・そうなんですか? (08/08/10 21:26)
下っ端公務員 消極的安楽死なら、日本でも認められているよ。 (08/08/10 10:54)


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