やれやれだ。

日曜日、地元県警の採用試験でした。前日に友達から電話があり、「6時45分に迎えに行ってやるよー。」と言う電話が。しかし、起きてビックリ！！目覚めると7時・・・・
ヤバイ！！寝坊した・・・・。すると電話が。「お前どこにおるんや？7時で！！」
俺「ごめん・・・今起きた・・・」一同「・・・・・・」友達「10分で支度しろ！お前の家まで行くから！」俺は、すぐに支度をしてなんとか10分で完了。そして、高速を飛ばし、なんとか会場に間に合いました。会場につくと、会場の大学は山の上にあるのだが、送迎の車が沢山おりまして、大変な事になっておりました。
朝何も食べていないので頭が働かない。するとカップ麺の自動販売機が。カップ麺食べて腹ごしらえ。そして、試験開始！！表紙をめくると・・・・こっこれは！！
こんな難しい問題初めてみたぞ・・・。大阪の方が、簡単だったじゃん。
一気に、今までの自信が音を立てて砕け散りました。試験問題の重力に魂を引かれた人間には余りにも高い壁。もし、俺がニュータイプだったら、いや強化人間でもいい。
「見える、私にも答えが見えるぞ」とか「見える！！１番！」などと、言いながらマーク出来たろうにと考えながら、時が経ちました。結局、ララアが導いてくれることもなく時が経ちました。問題の相性が悪かったなあと思いつつ、諦めずに解いたじゃないかまだ、どうなるか分からないって思い会場を後にしました。
帰り、電車の停留所で大学の同僚を発見。声をかけてみると、虫が泣くような声で「終わった・・・・・」っと。俺は、それ以上声をかける事が出来ませんでした。彼の背中には大きな影が漂っておりました。帰る方向は一緒なはずなのに、電車が来ても彼は乗ることもなく、地下街に消えていきました。その後の彼の行方は知りません。
その時、俺は悟りました。このままでは公務員試験スパイラルに陥ってしまうと。
公務員試験、安易な気持ちで受けると泥沼にはまってしまう。頑張れても、後一年だと。安定性を、求めてとか言う人が沢山いるけど、それを手に入れる為には、相当の覚悟がいります。最終選考まで行って落ちた俺には、それが痛いほど分かりました。
全てが振り出しに戻ってしまうのですから。すごろくで例えるとゴール手前で、スタート位置まで戻るみたいな感じです。