なんとなくただなんとなく

別世界の話です。
関東の政令指定都市にある少しは知れた公立の某高校卒です。
在学中はラクビー一筋で一学年上が花園に行ってます。
高三の１２月まで部活中心の生活で大学は元から一浪覚悟でした。
予備校（駿台）の選抜試験の為に１日１０時間以上勉強し、
睡眠時間３時間未満で死ぬ程勉強しました。
受験勉強開始前までは９０キロあった体重も２月中旬には７０キロ台に
激減していました。モチベーションを上げる為に記念受験と称して
Ｗ大とＫ大を２学部ずつ受験しました。
共通一次も全生徒が受けるので受けましたが惨憺たる結果でした
結果は運良くＫ大の１学部に補欠合格していました。
４月になりＹ市のキャンパスに浮かれて通いだしました。
でもそこには別世界の人種（グループ）がいました。
ここに入学した人たちは大きく分けて３種類のグループがいます。
一つ目の人種は私みたいに人一倍努力してなんとか引っかかったグループ。
二つ目はここより難関なＴ大やＫ大など旧帝大に落ちて劣等感丸出しのグループ。
三つ目は付属上がりの別世界のグループ。
１年時に必修科目の語学（英語）は５０人の少人数クラスで入学試験の成績により
クラス分けをしていました。必然的に補欠合格なので下のクラスになりました。
クラス中８割は付属上がりのアホばかり（私も含めて）で入学して一番初めに親しく
なったのが彼らでした。