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最低最悪状況から復活成るか?

Author:ゆうたろう ( Profile )
色んな意味で最低最悪詰み状態人間の
ありのままの姿をそのまま書く。

 ■ 2015/07/24 (金) 謎の体調不良の原因判明


7月21日火曜日、前回書いた低血糖危機の翌日も、
体調が優れず、形容しがたい様々な症状に苛まれながらも
無理に出勤し、かなり無理に業務をこなす。とにかく体調が悪い。
すぐにでも倒れそうな気がする。実際倒れたことがないので限界がわからないのが
よけいに怖い。

この日は、低血糖ではないはずなのだが(そうそう仕事中に計測できないので予想)
どうにも体がおかしい。念のため低血糖の前兆を感じなくても
アメを舐めたりブドウ糖を補給したりして、多少高血糖になってもいいから
安全策をとるのだが、治らない。とにかくおかしい。熱中症か?とも思ったが、
涼しい所へ移動しても、いくら水分を摂ってもかわらない。
とにかく具合が悪いなか、無理矢理に仕事を済ませ、家に帰る。
また酒を飲み、飯も食って、なんとか回復を祈りつつ寝る。

しかし、起きても全然体調が良くならない。どうにもおかしい。
血糖値も、きちんと食べたはずなのに異様に低いまま上がらない。
コレは駄目だ、と思い、夜中の3時に会社の上司に電話する。が、
出ない。寝てる。仕方なく出勤の用意をすませ、早めに家を出る。
いつも出勤時間30分ほど前には到着するようにして、近くの公園で
一服してから出勤している。が、そこに至っても体調が悪い、というか
意味不明の具合悪さから抜けだせずに居た。
やはり、これは、ダメだ・・・マジにダメだ・・と思い、
再び電話する。今度は出てくれた。
状況を告げ、運転に危険が伴うことを説明し、病院に行かせてくれと
頼み、なんとか了承を得た。

そのまま家にとってかえり、しばし休んだ後、午前中の一番早い時間に
近所の内科へ行った。この時点では熱中症だと思っていた。

診断の結果、その時点での脈拍、血圧、体温は正常で、熱中症であったか
どうかは時間が過ぎていてわからない。バイタル自体は正常
であった。が、依然体調は明らかにオカシイ。
医者の面談によると、普段他に服用している精神科の薬を、
忙しくてもらいにいけなくて数日切らしている物があったのだが、
おそらくそれのせいではないか、と言う。

確かに引きこもり中も、その薬を切らして食事も睡眠も一切取れずに
2〜3日、死ぬんではないかというほどの苦しみを何度も味わっている。

言われてみれば、仕事で体を動かしていて気付かなかったが、症状は似ている。
具体的な症状については、実に形容しがたい。体が半分抜けたような、おかしな
感覚。意識が、自分の少し後ろから見ているような、なんか体から離脱したような
不可思議な感触。頭痛や目眩といった表現では合わない、妙な、それでいて
不安や恐怖を煽る気味の悪い感覚。

午後に精神科の予約をとって、薬を貰いに行った。
主治医には嘲笑混じりに「そりゃそうですよ。明らかに離脱症状です。これで何回目ですか」
とか言われて少しムカついたが、まあ言うとおりだ。この2年の間に
何度同じ事を繰り返し、無理言って親に薬をとってきたもらったことか。

要するにヤク中だ。禁断症状だ。切らしていたのは
ベンゾジアゼピン系抗不安薬の「リーゼ」だ。
こいつは、もともと10年前1型糖尿病にかかった初期に、糖尿病専門医から、
高血糖時に内蔵がムズムズするのを抑える薬として処方してもらった
のだが、向精神作用があり、比較的なりにくいとは言われるが、
依存性もあるらしい。即効性のあるリラックスが得られるので
濫用していた。すっかり中毒だったのだ。

なんとか処方箋をもらい(この時点でもう、一分一秒を争うくらい焦り、脂汗を流しながら
病院を後にした)、調剤薬局で薬が手に入った直後に3回分(一日分)を一気に
飲んだ。

30分ほど後、今まで体を支配していた謎の感覚がフッと消え失せ、体中が弛緩したような、
リラックスが訪れた。久しい、平穏が訪れた。

バカみたいだった。たった数錠のこんな安定剤で、今までの苦しみが泡と消えた。

昨日は元々の休日だったので、2日間休んで、
今日はクスリが手に入ってから初出勤。体調は、バカみたいにマシ。
ここ数日の体調・精神不良はなんだったのか。
しかしよくあの状態で仕事を遂行できたもんだ。
まあ運送の仕事は孤独。何があっても結局自分で対処しなきゃならないから
なのだが。
配送先で何かあっても、誰も何もしてくれない。
もちろん電話で問い合わせたり現場の人に聞いてどうにかすることはあるが、
結局は自分で動かないと基本的に何も解決しない。

一人で気楽、運転中は半ば休憩時間のようなもの、などとはよく言うが、
逆に言えば全てのイレギュラーを(電話したりしてアドバイスを受けることはできるが)
自分で解決しなければならないという不安はある。
時には、上司が把握していないような状況に会うこともある。
いや、よくある。
というか困るのは大抵そういう時だ。
「聞いてないよ!」と。
常に運行管理者が全てを把握しているわけではない。
むしろドライバー間にすら情報共有されていないような
些細な事柄が山のようにある。

日頃のコミュニケーションのわずかな隙に重要な情報が得られる
こともしばしば。

まあ、慣れだが。「なんで教えてくれないの!」ってな事に出くわすことも
多いが、まあ、大抵は混乱や焦燥しつつもなんとかはなる。
初めて行く場所を、拙いいい加減な手描きの地図と口頭の説明のみで、と言う場合も
多いが、今はスマホでGoogleMapとかで確認もできるし、昔より
大分マシだと思う。

多少ブザマな思いをしても、結果的に任務遂行完了ならそれでいいんだ。

色々慣れてしまえば、ずっと他人と一緒に作業し続けて気を抜く暇もない
倉庫内作業員とかよりも、体力的にも精神的にも楽な部分は確かにあると思う。
自分は運転中はiPodとFMトランスミッターで好きな音楽を聴きまくりながら
配送している。疲れたら隙を見てコンビニで休憩。というか自発的に休憩を
取らないと、最初から休憩時間なんて考えられてない場合が多い。

ただし緊急時、自分のように持病があり緊急時に即座に立ち止まる必要がある人間には
本来向かないとは思うが・・・・

運転に関しては、普段クルマを運転する人なら、3トン、慣れれば4トンまでは
、まあ昔は普通免許で乗れたわけだし、少しの練習でイケルと思う。
AT慣れしている場合は坂道発進やスムーズなシフト操作にすこし手間取るかもしれないが。
坂道発進アシスト機能付きの車も多いし、内輪差と後ろの長さの感覚を覚えれば、
むしろ普通の車より取り回しは楽かもしれない。視点も視界も広く、
今はバックモニター搭載がほとんど普通になっているし。

4tワイド、ロングになるとさすがにある程度経験がないと、長さ意外
ほとんど大型車と変わらないサイズなので普通車の感覚では無理だけど。

自分が、全て投げ出してやめてしまったひきこもり状態の後に、
庫内作業員でなくドライバーでばかり仕事を探したのは、慣れれば
ある程度自分の好きなように仕事のペースや休憩をコントロールできるからだ。
もちろん納品時間や移動でどうにも変えられない部分はあるが、
やり方しだいで楽ができる、という思い込みがあるから、だとも言える。
当然事故のリスクなどを背負うわけだが・・・・



お名前   コメント

記入なし 事故を起こしてからじゃ遅いのです。 (15/07/25 17:07)
ゆうたろう >記入なしさん 例の薬の効果は、切れた後じゃないと体感できないほど、普段慣れすぎてて、ほとんど飲んでいる意味がわからない程なんですが、やめると3〜4日で行動不可能なほどの重篤な症状がでます。収入がないと生きていけない・・そうなんですけどね。自分の場合あったとしても使いこなせるかわからないほど、寝たきり引きこもり期間が長すぎたので。給料が出ても有効に使いこなせるか、甚だ疑問です。 (15/07/25 17:02)
記入なしZ でも収入がないと生きていけない僕も同じ葛藤を抱えて日々生活しています。 (15/07/25 04:59)
記入なしZ 心中お察しします。僕も精神科に通い10年になります。薬が切れると自覚症状がはっきり出てしごとができません。僕みたいなことにならないように自分の体を大切にしてください。 (15/07/25 04:57)


 ■ 2015/07/20 (月) 更新されない・・・3回めの投稿。



仕事に追われる毎日で、久々の更新になる。

とは言っても、単に自分の能力・体力不足と完璧に何もしなかった
2年間のツケなのだが。
毎日、朝2時に起きて3時40分ごろに出勤、午後2時位まで
ほとんど休憩無しで働いて帰宅、毎日発泡酒を2〜3本飲んで昼飯、
ちょっと寝て夕食食べて風呂入って寝ての、1日昼夜2食の生活。
先月は半分の時間、1日数時間しか働いていないので給料は9万程、
今月末に初めてフルで働いた分の給料がでる。

今もうあと2〜3千円しか無い。月末に返す予定でまた親に借りねばならない。
毎日の煙草と酒だけは止められない。昼飯時のカップラーメンも。
1日千円以上は使ってしまう。

こんな生活が一ヶ月近く続いているが、最近疲労の蓄積や酒の飲み過ぎの
影響か、糖尿病の血糖コントロールが思わしくない。というか完全にアウト。

高血糖ならまだ短期的には特に影響がないのでいいのだが、
仕事前や仕事中に血糖値測って高い時、インスリンを打って適切な値に
下げようとするのだが、思うように行かない。結構打ったのに下がらなかったり、
だからと言ってまた追加注射すると、予想を大幅に超えて血糖値が下がり、
危険な低血糖状態へ突入し、作業中に意識を失いそうなほどの状態に陥り、
周りの目も気にせずにこっそりと影でブドウ糖錠剤を狂ったようにかじり、
変な汗を大量にかきながら必死で作業に戻る、ということが頻発した。

しかし今日は本当にヤバかった。

倉庫内などで作業中なら、急激で重篤な低血糖に見舞われても、ちょっと倉庫をでて
ブドウ糖をむさぼり食い、ほんの数分で復帰できるのだが、
今日のは運転中に来た。午前の配送後半、忙しい中でなんとか休憩時間を見出し、
朝飯を兼ねてパンを食べた時、その時の血糖値(結構高かった)に合わせて
これから食べる分も見越して、やや多めに注射を打った所、それが効き過ぎて、
午後の最後の配送の運転中に急激にかなり危険レベルの低血糖が来てしまった。

気分の変調を、疲れのせいなのか血糖値が高過ぎるのか、低いからなのか、
もはや感覚では判別できなかった。異変を感じた時には既に運転中で、
そうそう4tトラックはそこいらに簡単に止まれる物じゃないので、
血糖値を測定して判断することも出来ず、そのまま運転していた。

午後の仕事の最初の配送先につく直前くらいで、
「ああ・・・・・ヤバイ」
と思った。これは・・・・低血糖だ。
しかも重篤な。ヤバイ・・・・
でも止まる場所もなく、よりによって旗日昼過ぎでで混雑している
スーパーの配送先だ。元々狭いのに、今日はさらに先着の業者がいて、
一旦駐車場に入ってしまえば身動きがとれない。
客の車が出るかもしれないので周囲に気を配らなければならないが、
もう周りの風景が見えない。いや、認識できない。

目は開いているのに、モノが認識できない。気持ちが悪いわけでも
具合が悪いというのでも無い。なんとも形容しがたい、どうにも出来ない状態。
マジでヤバイ・・・コレ・・・気絶するかも・・・ヤバイ、ヤバイ・・・
・・・ほんの1〜2分の停車、かすれて消え行く意識の間で、なんとか
左腿のポケットにある、昨日補充したばかりの非常用のブドウ糖錠剤十数錠を
狂ったように貪る。吸収をよくするためにドリンクで流し込みながら、
吸収され効果を発揮するまでの何十秒かを切に待ち望みながら、
目を動かして回りの状況を把握しようとするが、動かすたびに世界がぐるぐる
廻り、意識が飛びそうになる。

本当にギリギリだった。まだ意識が正常に戻らない、まだ危険な状態の時に、
先着の業者の車が納品口から出た。客と車で混雑しているところを、納品口に
車を回してバックで駐車しなければならない。

正直、ほとんど視界が無かった、というか見えてはいるのだろうが認識できないという
実に恐ろしい状態のまま、必死に、なんとか無事に駐車した。
先ほど飲んだブドウ糖がやや効果を表し、視界がすこし回復した。しかしまだ
目をあちこちにやると、アタマが廻る。気絶しそうになる。
安全位置に停められたので、カバンの中から追加のブドウ糖をとりだし、あるだけ
口に入れる。徐々に、ほんとに少しづつ、意識が回復していく。

あと何十秒か安定停車できた時間が遅かったら、そのままトラック内で気絶して
居たかもしれない。あるいはそのまま原因不明で放置され、いずれ救急車など
呼ばれたかもしれないが、低血糖症状で脳に後遺症が残ったかもしれない。

なにより事故を起こして、自分のみならず他人を犠牲にしていたかもしれない。
さらに低血糖ブラックアウトが運転中に起きていたら、対処出来ず
悲惨な事故を起こしていた可能性が高い。とうかほんとにギリギリだった。


こんなのが日常になりつつある。逃げ場所は、無い。
いや、正常なら、こんな危険な真似をして会社や周囲に重篤な被害が及ぶ前に
仕事を辞退するべきなのだろうが、仕事を辞めたところで何も残らない。
仕事を続けたとしても、せいぜい20万ほどの収入にしかならず、
たとえ収入があっても上手な使い方がわからない。
二年間の無職完全引きこもり寝たきり状態は、ほぼ完全に自分の人間性諸々を
破壊し尽くしている。

もはやただ単に迷惑なだけな存在なのかもしれない。

誰のためにもならないから、やめたらいいと、誰かに言ってほしい・・・
もう自分では自分をコントロールも、考えることもできなくなっている。

非常に危険で、非常に意味のないことをやっている気がしてならない。
でもどうにも出来ないのだ。三本目の発泡酒の酔が覚める頃には、
ベッドで眠りについている。起きて飯食って風呂入って4〜5時間寝たら、
また仕事だ。余計なことは何も考えないように、もう思考を封鎖している
状態のほうが長い。

イカれている。狂っている。終わっている。

ああマジに終わるかも。


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記入なし 軽作業をしましょう (15/07/24 19:45)
ゆうたろう 配送は、お約束というか幾つかの独自のポイントを抑えれば、難しいということは無いと思います。それについては次の日記に書いときますね。あくまで自分程度の人間の体験談ですが。 (15/07/24 18:22)
ゆうたろう >(続き)自分のように、持病で体調が急激に変化するような人間は本来ハンドルを握るべきでは無いのかもしれません。2〜3トンならそこいらのコンビニになどに緊急避難したりできますが4tだとそうそう急に止まれませんし、入って行ける道路にも限界があります。  (15/07/24 18:13)
ゆうたろう >うつくん 配送は、周るコースの運と相性で大分違いますが、楽っちゃあ楽とも言えます。あくまで慣れればの話ですが。運転中は半分休憩時間ですからね。体調や技能に問題がなければ、ですが。 (15/07/24 18:10)
ゆうたろう おや、更新されていたようですね・・次の日記で事の顛末を書きます。 (15/07/24 18:08)
うつくん ゆうたろうさん、お疲れさまです。自分も配送してみようかなと思いますが、できるかできないかで悩んでいます。面接は今日あります。しかし、辞退するべきかな?配送は難しいですかね? (15/07/21 03:57)


 ■ 2015/07/20 (月) 死ぬか、殺してしまうか。そんな極限。



仕事に追われる毎日で、久々の更新になる。

とは言っても、単に自分の能力・体力不足と完璧に何もしなかった
2年間のツケなのだが。
毎日、朝2時に起きて3時40分ごろに出勤、午後2時位まで
ほとんど休憩無しで働いて帰宅、毎日発泡酒を2〜3本飲んで昼飯、
ちょっと寝て夕食食べて風呂入って寝ての、1日昼夜2食の生活。
先月は半分の時間、1日数時間しか働いていないので給料は9万程、
今月末に初めてフルで働いた分の給料がでる。

今もうあと2〜3千円しか無い。月末に返す予定でまた親に借りねばならない。
毎日の煙草と酒だけは止められない。昼飯時のカップラーメンも。
1日千円以上は使ってしまう。

こんな生活が一ヶ月近く続いているが、最近疲労の蓄積や酒の飲み過ぎの
影響か、糖尿病の血糖コントロールが思わしくない。というか完全にアウト。

高血糖ならまだ短期的には特に影響がないのでいいのだが、
仕事前や仕事中に血糖値測って高い時、インスリンを打って適切な値に
下げようとするのだが、思うように行かない。結構打ったのに下がらなかったり、
だからと言ってまた追加注射すると、予想を大幅に超えて血糖値が下がり、
危険な低血糖状態へ突入し、作業中に意識を失いそうなほどの状態に陥り、
周りの目も気にせずにこっそりと影でブドウ糖錠剤を狂ったようにかじり、
変な汗を大量にかきながら必死で作業に戻る、ということが頻発した。

しかし今日は本当にヤバかった。

倉庫内などで作業中なら、急激で重篤な低血糖に見舞われても、ちょっと倉庫をでて
ブドウ糖をむさぼり食い、ほんの数分で復帰できるのだが、
今日のは運転中に来た。午前の配送後半、忙しい中でなんとか休憩時間を見出し、
朝飯を兼ねてパンを食べた時、その時の血糖値(結構高かった)に合わせて
これから食べる分も見越して、やや多めに注射を打った所、それが効き過ぎて、
午後の最後の配送の運転中に急激にかなり危険レベルの低血糖が来てしまった。

気分の変調を、疲れのせいなのか血糖値が高過ぎるのか、低いからなのか、
もはや感覚では判別できなかった。異変を感じた時には既に運転中で、
そうそう4tトラックはそこいらに簡単に止まれる物じゃないので、
血糖値を測定して判断することも出来ず、そのまま運転していた。

午後の仕事の最初の配送先につく直前くらいで、
「ああ・・・・・ヤバイ」
と思った。これは・・・・低血糖だ。
しかも重篤な。ヤバイ・・・・
でも止まる場所もなく、よりによって旗日昼過ぎでで混雑している
スーパーの配送先だ。元々狭いのに、今日はさらに先着の業者がいて、
一旦駐車場に入ってしまえば身動きがとれない。
客の車が出るかもしれないので周囲に気を配らなければならないが、
もう周りの風景が見えない。いや、認識できない。

目は開いているのに、モノが認識できない。気持ちが悪いわけでも
具合が悪いというのでも無い。なんとも形容しがたい、どうにも出来ない状態。
マジでヤバイ・・・コレ・・・気絶するかも・・・ヤバイ、ヤバイ・・・
・・・ほんの1〜2分の停車、かすれて消え行く意識の間で、なんとか
左腿のポケットにある、昨日補充したばかりの非常用のブドウ糖錠剤十数錠を
狂ったように貪る。吸収をよくするためにドリンクで流し込みながら、
吸収され効果を発揮するまでの何十秒かを切に待ち望みながら、
目を動かして回りの状況を把握しようとするが、動かすたびに世界がぐるぐる
廻り、意識が飛びそうになる。

本当にギリギリだった。まだ意識が正常に戻らない、まだ危険な状態の時に、
先着の業者の車が納品口から出た。客と車で混雑しているところを、納品口に
車を回してバックで駐車しなければならない。

正直、ほとんど視界が無かった、というか見えてはいるのだろうが認識できないという
実に恐ろしい状態のまま、必死に、なんとか無事に駐車した。
先ほど飲んだブドウ糖がやや効果を表し、視界がすこし回復した。しかしまだ
目をあちこちにやると、アタマが廻る。気絶しそうになる。
安全位置に停められたので、カバンの中から追加のブドウ糖をとりだし、あるだけ
口に入れる。徐々に、ほんとに少しづつ、意識が回復していく。

あと何十秒か安定停車できた時間が遅かったら、そのままトラック内で気絶して
居たかもしれない。あるいはそのまま原因不明で放置され、いずれ救急車など
呼ばれたかもしれないが、低血糖症状で脳に後遺症が残ったかもしれない。

なにより事故を起こして、自分のみならず他人を犠牲にしていたかもしれない。
さらに低血糖ブラックアウトが運転中に起きていたら、対処出来ず
悲惨な事故を起こしていた可能性が高い。とうかほんとにギリギリだった。


こんなのが日常になりつつある。逃げ場所は、無い。
いや、正常なら、こんな危険な真似をして会社や周囲に重篤な被害が及ぶ前に
仕事を辞退するべきなのだろうが、仕事を辞めたところで何も残らない。
仕事を続けたとしても、せいぜい20万ほどの収入にしかならず、
たとえ収入があっても上手な使い方がわからない。
二年間の無職完全引きこもり寝たきり状態は、ほぼ完全に自分の人間性諸々を
破壊し尽くしている。

もはやただ単に迷惑なだけな存在なのかもしれない。

誰のためにもならないから、やめたらいいと、誰かに言ってほしい・・・
もう自分では自分をコントロールも、考えることもできなくなっている。

非常に危険で、非常に意味のないことをやっている気がしてならない。
でもどうにも出来ないのだ。三本目の発泡酒の酔が覚める頃には、
ベッドで眠りについている。起きて飯食って風呂入って4〜5時間寝たら、
また仕事だ。余計なことは何も考えないように、もう思考を封鎖している
状態のほうが長い。

イカれている。狂っている。終わっている。

ああマジに終わるかも。


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 ■ 2015/07/20 (月) 死ぬ、あるいは大惨事になりかねない


仕事に追われる毎日で、久々の更新になる。

とは言っても、単に自分の能力・体力不足と完璧に何もしなかった
2年間のツケなのだが。
毎日、朝2時に起きて3時40分ごろに出勤、午後2時位まで
ほとんど休憩無しで働いて帰宅、毎日発泡酒を2〜3本飲んで昼飯、
ちょっと寝て夕食食べて風呂入って寝ての、1日昼夜2食の生活。
先月は半分の時間、1日数時間しか働いていないので給料は9万程、
今月末に初めてフルで働いた分の給料がでる。

今もうあと2〜3千円しか無い。月末に返す予定でまた親に借りねばならない。
毎日の煙草と酒だけは止められない。昼飯時のカップラーメンも。
1日千円以上は使ってしまう。

こんな生活が一ヶ月近く続いているが、最近疲労の蓄積や酒の飲み過ぎの
影響か、糖尿病の血糖コントロールが思わしくない。というか完全にアウト。

高血糖ならまだ短期的には特に影響がないのでいいのだが、
仕事前や仕事中に血糖値測って高い時、インスリンを打って適切な値に
下げようとするのだが、思うように行かない。結構打ったのに下がらなかったり、
だからと言ってまた追加注射すると、予想を大幅に超えて血糖値が下がり、
危険な低血糖状態へ突入し、作業中に意識を失いそうなほどの状態に陥り、
周りの目も気にせずにこっそりと影でブドウ糖錠剤を狂ったようにかじり、
変な汗を大量にかきながら必死で作業に戻る、ということが頻発した。

しかし今日は本当にヤバかった。

倉庫内などで作業中なら、急激で重篤な低血糖に見舞われても、ちょっと倉庫をでて
ブドウ糖をむさぼり食い、ほんの数分で復帰できるのだが、
今日のは運転中に来た。午前の配送後半、忙しい中でなんとか休憩時間を見出し、
朝飯を兼ねてパンを食べた時、その時の血糖値(結構高かった)に合わせて
これから食べる分も見越して、やや多めに注射を打った所、それが効き過ぎて、
午後の最後の配送の運転中に急激にかなり危険レベルの低血糖が来てしまった。

気分の変調を、疲れのせいなのか血糖値が高過ぎるのか、低いからなのか、
もはや感覚では判別できなかった。異変を感じた時には既に運転中で、
そうそう4tトラックはそこいらに簡単に止まれる物じゃないので、
血糖値を測定して判断することも出来ず、そのまま運転していた。

午後の仕事の最初の配送先につく直前くらいで、
「ああ・・・・・ヤバイ」
と思った。これは・・・・低血糖だ。
しかも重篤な。ヤバイ・・・・
でも止まる場所もなく、よりによって旗日昼過ぎでで混雑している
スーパーの配送先だ。元々狭いのに、今日はさらに先着の業者がいて、
一旦駐車場に入ってしまえば身動きがとれない。
客の車が出るかもしれないので周囲に気を配らなければならないが、
もう周りの風景が見えない。いや、認識できない。

目は開いているのに、モノが認識できない。気持ちが悪いわけでも
具合が悪いというのでも無い。なんとも形容しがたい、どうにも出来ない状態。
マジでヤバイ・・・コレ・・・気絶するかも・・・ヤバイ、ヤバイ・・・
・・・ほんの1〜2分の停車、かすれて消え行く意識の間で、なんとか
左腿のポケットにある、昨日補充したばかりの非常用のブドウ糖錠剤十数錠を
狂ったように貪る。吸収をよくするためにドリンクで流し込みながら、
吸収され効果を発揮するまでの何十秒かを切に待ち望みながら、
目を動かして回りの状況を把握しようとするが、動かすたびに世界がぐるぐる
廻り、意識が飛びそうになる。

本当にギリギリだった。まだ意識が正常に戻らない、まだ危険な状態の時に、
先着の業者の車が納品口から出た。客と車で混雑しているところを、納品口に
車を回してバックで駐車しなければならない。

正直、ほとんど視界が無かった、というか見えてはいるのだろうが認識できないという
実に恐ろしい状態のまま、必死に、なんとか無事に駐車した。
先ほど飲んだブドウ糖がやや効果を表し、視界がすこし回復した。しかしまだ
目をあちこちにやると、アタマが廻る。気絶しそうになる。
安全位置に停められたので、カバンの中から追加のブドウ糖をとりだし、あるだけ
口に入れる。徐々に、ほんとに少しづつ、意識が回復していく。

あと何十秒か安定停車できた時間が遅かったら、そのままトラック内で気絶して
居たかもしれない。あるいはそのまま原因不明で放置され、いずれ救急車など
呼ばれたかもしれないが、低血糖症状で脳に後遺症が残ったかもしれない。

なにより事故を起こして、自分のみならず他人を犠牲にしていたかもしれない。
さらに低血糖ブラックアウトが運転中に起きていたら、対処出来ず
悲惨な事故を起こしていた可能性が高い。とうかほんとにギリギリだった。


こんなのが日常になりつつある。逃げ場所は、無い。
いや、正常なら、こんな危険な真似をして会社や周囲に重篤な被害が及ぶ前に
仕事を辞退するべきなのだろうが、仕事を辞めたところで何も残らない。
仕事を続けたとしても、せいぜい20万ほどの収入にしかならず、
たとえ収入があっても上手な使い方がわからない。
二年間の無職完全引きこもり寝たきり状態は、ほぼ完全に自分の人間性諸々を
破壊し尽くしている。

もはやただ単に迷惑なだけな存在なのかもしれない。

誰のためにもならないから、やめたらいいと、誰かに言ってほしい・・・
もう自分では自分をコントロールも、考えることもできなくなっている。

非常に危険で、非常に意味のないことをやっている気がしてならない。
でもどうにも出来ないのだ。三本目の発泡酒の酔が覚める頃には、
ベッドで眠りについている。起きて飯食って風呂入って4〜5時間寝たら、
また仕事だ。余計なことは何も考えないように、もう思考を封鎖している
状態のほうが長い。

イカれている。狂っている。終わっている。

ああマジに終わるかも。


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 ■ 2015/07/02 (木) なかなか変わらない


2年ぶりに仕事を始めてからようやく2ヶ月ほどが過ぎた。
先月の締め日までは数時間の短時間労働だったので
月末の給料は9万円ほどしか出なかった。
溜まっていた電話代や今月の糖尿病と精神病院の
医療費などを払うともうほとんど無い。
まだまだ親に頼っている。

先月20日からは、一応フルタイムで1日10時間ほど
働いている。時給は今のところ710円のままだと思うが、
会長からは今後正社員的な扱いにしてくれるような
事を言われて、社会保険も適用してくれるそうだ。
月収20万くらいにはなるようだが、まだ詳しくは聞いていない。
同世代の社員の人や他の従業員の様子を見ていると、
仕事は配送だけでなく青果の加工業務やその他
色々あるようで、早朝出勤なのにもかかわらず
人によっては朝5時〜夜6〜7時ごろまで働いている
ようだ。

まだまだ仕事の全体像がわからず、自分は早朝の配送1便と
昼過ぎの2便の仕分け・配送までを今のところ担当している。
朝3時半〜午後2時くらいまでの仕事だ。
今までももっとキツイ仕事は経験はしているので
一応まだ余力はあるのだが、あえて2便以降の仕事の事には
触れず、2便終了時にお疲れ様でしたーして、
毎日帰りに発泡酒を2本買って2時過ぎの遅い昼食とともに食って飲んで、
夕方まで寝てる。

夕食を食べてすぐ風呂入って寝て、夜2時に起きて動画サイトで
アニメを見たり、無いときはそのままぼーっと椅子に座りながら
半分寝て過ごし、3時過ぎには出勤。

毎日その繰り返し。
休日前日は普段より多めに酒を飲んで、風呂も入らず翌日まで寝続ける。
今のところお金がないのもあるが、この2年間あまりにも
何もしないで過ごしていたので、休日の過ごし方がわからない。
お金が入っても、何に使えばいいのかわからなくなっている。
買い物をしたり遊んだりすることを完全にしなくなって
ただ寝たきりで2年を過ごした後遺症で、もう何もわからなくなっている。

何もかもが面倒なのだ。

面倒で、考えたくなくて、酒を飲んでごまかす。
考えなくてもいいように自分を狂わす。

そんな毎日。

せっかく仕事を初めて、お金も稼げ始めたというのに、
実質引きこもりなことに変わりはない。
変わる様子もない。

もっと収入が増えれば変わるのだろうか??

わからない。


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ななこ 医療費は、「自立支援」の申請はできないのでしょうか? (15/08/24 02:27)
記入なしZ 日記、拝見してます。自分も同じ年ですが、パートさえ駄目です。ちょっと疲れています。 (15/07/17 18:32)
記入なし 仕事に完全に慣れきるまでは、仕事以外のことを面倒で考えられないのは皆同じだと思う。今以上に仕事に慣れてくると自然に視野が広がると思う。 (15/07/03 01:41)


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