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無職日報


 ■ 2004/01/23 (金) 友達


滅茶苦茶に寒い最近の話。

ある男と食事をした。ファミレスで、
そのある男はある有名大学を卒業間近で、カラオケ屋でアルバイトもしていて何かと好調らしい。当初はそのファミレスで軽いものしか頼まないつもりだったが、己がそうしようとに言ったところ、その男は何故か怒った。
信じられないだのなんだのかんだのブツブツ言っていた。このままだと本当に怒りかねない、さらに周りにも結構な客がいたから渋々ハンバーグを注文した。

今にして思えばそのような輩は放って置けば良いのに、手前の臆病さからこの男に屈したカタチになる。不愉快極まりない。そして目の前にいるこの男のいたる所が以前より印象が悪い。話をしていても噛み合わない。
己は会ったら色々話そうと思っていたが、そんな気持ちも吹っ飛んだ。

何故不愉快な気分を抱いたのか。やはりこれも己が無職という劣等階級に存在しているからなのだろうか。いやまさか。

ちょいと前、
大学時代に知り合った知人からメールが来た。就職が決まったそうだ。一応おめでとうとはいったものの、それから彼にメールはしていない。
嗚呼醜き嫉妬。
とっとと手前も就職運動のひとつでもすればいいのに、就職すればこんな無駄極まる心情にかき乱されるわけないのだろうけど、そう言い聞かせるが今日ものんべんだらりと過ごす。
これでいいわけないのだけれど。

一人は至極真っ当な道を歩いている。もう一人は己と似たような境遇に会いながら、見事そこから這い上がった。二人にあるのはやる気であって己にないのもやる気だった。

しかしつまらない事で千円が無駄になった。しかし、もうあの男に会う必要を見出せないという認識を得たのであれば千円も高くはない。そう思い込んでいる。向こうもそう思っているのだろう。


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