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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2009/09/09 (水) 無職に対する世間の意識 実験とその結果


少し前にいただいたしょぼんぬさんのコメントを読んで、2ちゃんねるである実験をしてみた。
実験内容はぶっちゃけ言えば「釣り」。
思い切り誇張した内容で「もうずっと無職で引きこもりだけど何か?」と書き込んで、それについたレスに反論する形で彼らとやりとりをしてみた。

その結果はといえば、匿名掲示板とはいえ実に「良く釣れた」(苦笑)。
その具体的内容を書いて実験対象スレッドの住人にこの日記を検索されることは避けたいので、何を書かれたかについては言及を避けるが、2ちゃん特有の対面で言えば人格を疑われること必至の煽り書き込みにも理屈で論破しようとする書き込みにもその根底に共通するものを覚え、心底から寒いものを感じた。

「無職になるような奴にはいかなる権利もなし、黙ってろ」

実験場所が2ちゃんねるであること、対象が無職や引きこもりに反感を持つ者ばかりであることを差し引いても、無職に対する偏見と差別意識がこれだけ雇用情勢の悪化をマスコミも政治家も言い出す今でも、ここまで強固なのかと呆れるを通り越して絶望感すら覚えてしまった。
その裏には、自分達も職を失うことへの恐怖感と、それと相反する「俺(私)はおまえらのように落ちぶれない」という傲慢さといったものが見え隠れするのだが、それを指摘すると「無職のくせに上から目線」だとさ。
それを自覚すらできない連中に言われたかないねぇ。
もう少し穏健な人達の中であればまだ建設的な意見や批判も聞けたのでしょうが、無職に対する差別意識で頭と心が一杯の連中に傾聴に足る意見を望むのは無理というものか。
彼らの立場で考えてみれば、無職は社会に貢献しない・必要としない存在であり、存在自体が認めたくない、うっとうしいものでしかないのであろう。
お互いにとって残念ながら、資本主義社会である限り、失業率は0にはならないのだがね。

しかし2ちゃんねるはROMってるのが一番利口ですね(^^;。
匿名掲示板だからといって今回のように「虎穴に入って虎児を得る」類の書き込みは、しない方が賢明です。



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