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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2007/11/12 (月) 短期バイト初日


‥‥まったく、条件の良かった短期案件を勝手に薦めて勝手にご破算にしてくれた、アデコの営業氏を恨むよ。

今日から短期アルバイトです。
今までの会社で勤めた案件ほどではないにせよ、それなりに距離のあるバイト先(某フィルム会社の現像工場)まで朝出向くと、14,5人のアルバイトが待っていた。 見た目の年齢も性別もさまざまな人達、一人外国人がいたな。
事務社員の案内を受けて会議室に入り、作業着と雇用契約書、そして簡単な説明を受けて、職場見学を兼ねて配属される部署を回る。 近所の主婦とおぼしきおばさんは毎年来ているのか、社員に「今年もよろしく」と挨拶されていた。
次から次へと「○○さんはここ」と言われる中、一人最後まで取り残されて連れてゆかれた先は、まさしく「工場」という言葉がお似合いの薄暗い場所。
しかし担当者から「OJTは午後から」と言われたので、午前中は検品作業を行った。
お昼は試しに社員食堂へ。 ここはプリペイドカードを買って、注文した金額だけカードから引いていくという変わった方式を採っている。 明日からは手弁当だけどな!(笑)

午後もしばらくは午前と同じ作業をしていたが、14時過ぎに担当者から来るように言われ、いよいよ現場へ。
そこには巨大な印画機が3台設置されており、うち1台からは猛然とプリントアウトされた印画紙のロールが吐き出されていた。
早い話、僕に与えられた仕事はこの機械の「お守り」なわけだが、

・現像済みの印画紙ロールをベルトに流すためにセットするのだが、光が入ると
 印画紙がオジャンになるので遮光された空間に腕を突っ込んで手探りで
 作業しなければならない。
 一応モニターはあるが、4基中2基しか映さずあまり役には立たない。
・印画紙をベルトに挟み込むのに時間がかかると機械が停止し、作業中の印画紙が
 液に漬かり過ぎてダメになる可能性がある。
・無事プリントされた印画紙ロールを機械の反対側で巻き取り直すのだが、そこで
 失敗すると印画紙がグシャグシャになって売り物にならない。

どれをとっても、まさに「ミスの許されない」仕事なんですけど‥‥。
これで検品と同じ時給ってちょっと安すぎじゃね?(ここで冒頭に戻る→)
どちらかといえば経験のある人向けの仕事としか思えないのに、初めてこのバイトに来た僕にやらせるって、この会社の人事担当は「適材適所」という言葉を知らないのか。
さっそく未稼働の1台を使って研修を始めるが、もともと手先が不器用なので遮光カバーを外した状態からですら、なかなか用紙をセットできない。 ようやくセットできたと思えば、機械の中で用紙が送られなくなったりして、なんか大変な状況なんですけど(^^;;。
それを察したのか研修担当のY氏は、受け取りの方に研修内容を変えたが、こちらでも流れてきた用紙を上手く巻き取れずに何度も失敗を繰り返す。
なのにY氏は「じゃあ本番行こうか」ってオイいきなりかよ。
腹を据えて流れてきた印画紙を受け取る。 Y氏のフォローもあって、致命的なミスは犯さず10巻ほど巻き取ったところで「もう終わりじゃないの?」と他の社員に言われ終了。
気づけは他のバイトの人達みんな帰ってるやーん!
タイムカードと退社記録をPCに入力して電車に乗り、家に帰ると19時過ぎでした。

第一印象はそれほど悪くないし、Y氏もちょっと態度はアバウトとはいえ、教え方は丁寧(間違えるとどこが悪いのかきちんとわかりやすく教えてくれる)なので、労働環境としてはさして悪くはないと思う。
しかしなぁ‥‥あの機械の「お守り」は未経験者(さらに本番という名のプレッシャーに弱い気質)にはシビア過ぎるし、給料に見合っていない気が激しくするんですが‥‥。
一週間は努力するけど、それでも覚えられなかったら部署変えてもらうか、辞めさせてもらおう。
いきなり弱気になってしまうのであった。

<続く‥‥のか?>



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