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新・ぢゃんく屋日記

Author:th1969 ( Profile )

 ■ 2006/10/14 (土) 最果ての国の首都から


ユーラシア大陸の西の端、リスボンで夕食食べたあとネットカフェからこんばんわ。
ユーロ高でいつも倹約している僕ですが、今日はちょっと贅沢して食った食った。
値段見てちょっと汗引きましたけど‥‥(17.50E)。

ところで、イベリア半島に入ってからなんか急激に増えましたね、ホームレスや小銭もらい。
特に身体障害者に多くて、マドリッドの繁華街なんか(言葉悪いけど)彼らの博覧会かと思うくらいで、もうまともに見て歩けません。
悲惨だったのが両腕のない人(三十代ぐらい)が、口にプラスチックのコップを持って、小銭をジャラジャラ鳴らしながら、人々の間を歩いていたこと。 少なくともヨーロッパ諸国は日本よりは福祉体制があると思っていただけに、かなり強烈なショックを受けました。

それと昨日、リスボンではCGTPという共産党系のとても大規模なデモがありまして、おかげで午後から市内の交通網は動かざることナントカのごとしな様相を呈してました。
そうでなくても交通機関が一国の首都とは思えぬくらい不便な街なのに。
しかしそれだけの反政府デモが大規模に行われることは、ある意味民主主義の成熟を意味するわけで、あれだけ無法行為がまかり通る雇用情勢の中で何もしない/できない日本という国は、あるフランス人が言ったように「なぜ暴動を起こさないのか不思議」な国なのかも知れません。



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