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新・ぢゃんく屋日記Author:th1969 ( Profile ) |
■ 2006/09/24 (日) Aptiva-X 2179-50J 改造メモ |
恐らく「ぢゃんく屋」最後の大仕事。
Aptiva-Xの改造とWindowsXP化をここにメモしておく。 とにかくこの機種の情報は、Web探してもなかなかないのよねぇ‥‥。 まずWindows XP対応の、最新BIOS(といっても2001年製)に書き換える。 なぜかFDをBドライブにセットせよ、など意味不明の指示が表示されたりしたが、何とかAドライブに作り、差し込んで実行。 BIOSのアップデートには成功したが、今まで入れていたWindows2000がSAFEモードでしか起動しなくなる。 翌日、友人からWindowsXP ProのCD-ROMが送られてきたので、試しにインストール。 ‥‥なぜかWindows2000とのデュアルブート環境ができあがってしまう(^_^;)。 XPの方はきちんと動作したので、これで安心‥‥と思ったのだが、後で修羅場が待っていたとは。 土曜日、日本橋に赴き以下のブツを購入。 ・バルクHDD 80GB ・IEEE-1394ボード ・Pentium3-800MHzEB ・ボタン電池 家に帰ってから、家族総出で分解・取り付け作業に入る。 (昼間は姪っ子がいるので夜の間しか作業できない) このマシンをばらすのがどれだけ大変か、具体例を説明するより下のURLを見てもらう方が早いか(^_^;)。 http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SYJ0-02D25E0 デザイン優先で拡張するときの利便性というものを全く考えていない、まるでS社のようなマシンです。 そこまで苦労して、いざ電源を入れると‥‥BIOS画面すら出てこないんですけどぉ。 原因を切り分けていくと、メモリにぶつかった。 PC-133の256MBを2枚挿していたのだが、1枚外したらBIOS画面が表示された。 (メーカー品のくせに壊れているのか) しかし次にHDDが認識されていないのに気付く。 ネットで調べてるときにも、有名周辺機器メーカーの内蔵HDDの対応表で40GBにすら×マークがあったので嫌な予感はしていたのだが、見事に「BIOSの壁」にぶち当たったようだ。 (古いPCではBIOSレベルで一定以上の容量のHDDを認識しない問題が存在する) ジャンパピン設定で強制的に32GB HDDとしてやると認識したが、これで48GBが無駄となった。 元が20GBだったので4倍になるはずだったのだが‥‥‥まぁ流体軸受で静かになったのと、新しいHDDなのでいくらかアクセスが早くなったことで我慢してもらおう。 次にWindowsXPのCD-ROMを入れてセットアップしようとすると、最初の段階で「エラーコード7が出てセットアップは続行できないから、ESCキーを押して終了しろ」(原文は英語)が何度も出てくる。 家族用PCでネットにつないで調べると「BIOSの設定がおかしいか、メモリに問題があるとき」に出てくるメッセージとあったので、BIOSを初期化するがダメ。 メモリも色々手持ちのモノ(ほとんど全部回収品)を差し替え、最後はデフォルトで刺さっていたものに替えたが、これですら同じ現象が発生。 はいお手上げ、オワタ。 ‥‥‥もしかしてCPUが原因かと、元のCeleronに戻すと嘘のように安定動作。 どうやらPentium3に替えて動作クロックが66MHzから133MHzに変わったことで、メモリが動作に追いつけなくなったようだ。 (この理屈で言うと100MHz動作のPentium3なら特に問題はなかったと思う‥‥しかし中古店頭にはなかったが) SiS630はCPUとメモリの相性が非常にシビアにできているとしか思えない。 家族用PC(Intel815)は同じ133MHz動作のPen3で、メモリはPC-133と100を混在させていても動作するのに。 とにかく-51J化は諦めざるを得なくなった。 作業を始めたのが20時半で、ハードの装着やトラブル対処で時間が流れ、WindowsXPをインストールし、デスクトップ画面が立ち上がったのは午前1時。 くたくたになった身体で部屋に戻って寝る。 起きた今日の昼からデバイスドライバのインストールに入るが、IDEとAGP、LANを一気に入れたところ立ち上がらなくなり、OSの修復セットアップを余儀なくされる。 これがまた時間がかかり、昨日のセットアップ作業はなんだったのだろうと考えざるを得なくなった(ため息)。 正常に立ち上がったところで、もう一度ドライバを一つずつ入れ直して、最後にSP2を当てて、最後まで認識していなかったUSB2.0ボードをデバイスマネージャから認識させる。 最後はアクティべートを済ませて作業完了。 Aptiva-X 2179-50J Bis CPU:Celeron600MHz(Pen3化失敗‥‥) RAM:PC-133 256MB+PC-100 128MB=384MB HDD:U-ATA66 32GB(実際はU-ATA133 80GB) I/F:USB1.1*7 USB2.0*3(Low-Profile PCI/MELCO) IEEE-1394*3(Low-Profile PCI/玄人志向) 100BASE-TX LAN*1 OTHER:14inch TFT液晶 24倍速CD-ROMドライブ FDD*1 CPUの交換に失敗するくらいなら、光学ドライブの交換に挑戦する方が良かった気がするが、このマシンのドライブはノート用のそれを使っていて、高いんですよね(^_^;)。 DVD-ROMですらバルクで4980円。 DVD-Multiなんて買おうとしたら万札いります。 とりあえず、明日宅急便で友達に送る予定。 これで新しいPCを買うまでしのげるでしょう‥‥たぶん。 |
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