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新・ぢゃんく屋日記Author:th1969 ( Profile ) |
■ 2003/09/21 (日) 我流、失業ソングガイド |
今日は趣向を変えて、無職/失業に関係する曲の紹介ガイドなんぞやってみよう。
・Breadline Britain:The Communards サッチャー政権時代の政策を、「失業者が飢える英国」とバラードで痛烈に批判した歌。 ちょうど小泉の「構造改革」とだぶる所がありますね!(苦笑) ・The Circus:ERASURE テクノロジーが職を奪い、労働者の誇りをも奪ってしまう。 そういう歌詞を、テクノロジーの塊であるシンセサイザーなどの電子楽器で固めたエレポップで演奏し歌うのは、ある意味最高の皮肉であると思う。 ・Japanese Technology:Soul Family Sensation これも上の曲と同じく、(日本の)テクノロジーが仕事場を奪ってしまったことを歌った曲。 寂れた造船場のようすを歌詞に織り込んで、より具体的だが、今ではその日本でも職にあぶれた奴が多いことは、この曲が出た当時は彼らも思いつかなかっただろうね。 ・退職:O.M.Y YMOの「体操」のパロディ。 ユニット自体がYMOのパロディだったりするんですが。 曲自体は、リストラされるオヤジの唄。 ・Grapes of Wrath:The Tyrrel Corporation これは直にホームレスのことを歌った曲。 「彼らの不幸には一文の値もつかない」「彼らはただ、僕らの経済目標から取り残されてゆくだけ」は、まだ屋根の下に暮らせる僕ら失業者にもそのまんま当てはまります。 ・The Theatre:Pet Shop Boys 一見こういう世界を歌うとは思わなかったのですが、ペットショップボーイズにもホームレスを歌った曲がありました。 シアターの観客に対して、君らが通り過ぎる所で寝泊まりしてるんだ。 舗道上の邪魔者なんだ(そして邪魔だとわかった時点で始めて気づいた振りをする方が簡単なんだね)と、自虐的ながら彼ららしい冷ややかな視線を浴びせています。 ・無職の男のホットドッグ:ムーンライダーズ 「日本の無職がまた、活字になっている」‥‥最近ではニュースでも話題になってますがね(「無職」の起こす犯罪がね)。 鈴木慶一特有のアクのある歌詞ですが、個人的解釈としては(勝ち組の)「真実」をほざく輩を殴り倒したかったり、コンクリートを舐めさせたい奴はごまんといますね。 ♪「North-East of Eden」 The Tyrrel Corporation |
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