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Author:めとろん ( Profile )

 ■ 2025/03/11 (火) 88歳



今日、88歳のお客様のご自宅に行きました。
ご主人は91歳で少し認知症。
元々はお花の先生で、教室をたくさん持っておられました。
ご自宅マンションの近くに、昔教室だった一戸建てがあります。
本日伺ったのは
お子さんがいないので、養子縁組をした人に財産を譲渡する案件。
教室だった一戸建ても譲られるようです。

サロンを開いたり、先だっては私が紹介した落語家を呼んでみたり
絵の展覧会もやってみたいとおっしゃってました。
そのために2年前に、一階を大広間に作り替えられてます。

2年前86歳で夢を追いかけて何百万ものリフォーム。
何年か後の構想について熱く語る彼女。
養子には夢を引き継いでもらいたいとのこと。
その他にも京都大学IPSへ寄付、フィリピンの子供へ寄付など。
未来に向かって頑張っている人を応援するそうです。

実は私
ずっと寝室の和室にベッドを置いてるんだけど
5月ころ洋室にリフォームします。
一階は子供が快適な続きの洋室にしてあり割と綺麗。
2階の自分の部屋なんか昭和のままで違わないと
そんな考えだったけど
死ぬまで気持ちの良い部屋で寝ようと考えを改めました。


それでもわたしは消極的だったと思い知らされた。
88歳の彼女は、確かに相続対策など死ぬ準備をしてるんだけど
同時に先を見据えて希望のある行動を実践してる。
顔が生き生きとしていてオーラを放っている。


なんで私は病気を理由に、死ぬ準備ばっかりしてるんだろう。
いくら彼女は病気してなくて健康といっても
年齢からの推測では、私とどちらが先とも言えないのに。
病気が進行して弱ったときに綺麗な部屋で寝たいから
その目的はあるけど
あとひとつ諦めず未来への目標を語れる人でなくてはね。




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